2026年1月29日
受験生家庭のインフルエンザ対策、約4人に1人が「睡眠不足」にヒヤリ=フィットクリニック調べ=
メディカルフィットが運営するフィットクリニックは28日、2023年以降に家族に受験生がいた人・現在いる人・2023年以降の受験生本人の計200人を対象に実施した、「インフルエンザに関する意識調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、受験期の「インフルエンザ予防として実施したこと」を尋ねたところ、「手洗い・うがい」92.0%、「マスク着用」87.0%が特に多く、次いで「予防接種」51.5%、「食事・栄養に気をつける」51.0%などが続いた。受験生家庭の対策は「手洗い・マスク」といった基本行動を軸に、ワクチンや生活習慣の改善を組み合わせる形が主流であることが分かった。

次に、受験期に「後悔したこと/ヒヤリとしたこと」を尋ねたところ、最多は「特にない」38.5%で、次いで「睡眠不足が続いた」22.5%、「家族が感染した」17.0%が続いた。約4人に1人が「睡眠不足」にヒヤリとしたものの、受験期を大きなトラブルなく乗り切れた層が一定数いることが分かる。
ヒヤリの内容を見ると、感染そのものだけでなく、睡眠不足など生活リズムの乱れによるコンディション低下も目立った。受験期は感染対策に加えて、休養を確保するなど日々の体調管理まで含めた備えが重要だといえる。

また、「抗インフルエンザ薬の予防投与」について認知を尋ねたところ、「聞いたことはあるが詳しくは知らない」41.0%と「知らなかった」28.5%を合わせて、69.5%(約7割)が「詳しく知らない」層という結果になった。受験期の感染対策として「予防投与」という選択肢はまだ十分に浸透しておらず、必要性を感じてもそもそも情報に触れていない/理解できていない家庭が多いことが伺える。
一方、受験期に「受験生本人が予防投与を行ったか」を尋ねたところ、最多は「投与していない」69.5%、次いで「投与した」13.5%、「検討したが投与しなかった」13.0%、「覚えていない/わからない」4.0%と続いた。
予防投与を決めた「きっかけ」については、「受験直前の予防目的」48.1%が最多で、次いで「学校で流行した」33.3%、「家族内で感染者が出た」11.1%、「覚えていない/わからない」3.7%が続いた。濃厚接触など「きっかけが明確なケース」に限らず、受験期の不安を背景に予防投与を検討・選択する動きも一定数あることが分かった。
予防投与の「開始時期」について聞いたところ、「3週間以上前」55.6%が最も多く、次いで「1〜2週間前」14.8%、「3〜6日前」11.1%、「1〜2日前」3.7%となり、「わからない」11.1%も一定数見られた。早めに備える家庭がある一方で、直前に判断するケースもあり、受験期の感染対策について正確な情報にアクセスできる環境の重要性が伺える。

また、「受験生以外の同居家族」がインフルエンザになった場合の対応を尋ねたところ、「できる限り家庭内で隔離する」79.0%が最多で、次いで「家庭内隔離は難しいが、接触を減らす工夫をする」24.5%などが挙げられた。受験期は「家庭内に持ち込まれた後の広がり」をいかに抑えるかが強く意識されており、受験生を守るために、同居家族が感染した場合でも「まず隔離」を優先する家庭が多いことが分かった。

最後に、受験前の家庭に向け、回答者にアドバイスを募ったところ、基本の感染対策の徹底を挙げる声が多かった一方で、「完璧を目指す必要はなく、できる範囲で無理なく続ける」「どっしり構えた笑顔」といったメンタル面の支えを重視する意見が目立った。また、万が一に備えて入試の救済措置を事前に確認しておく、家族内感染時のために隔離セットを準備しておくなど、実用的な工夫も複数見られた。
この調査は、2023年以降に家族に受験生がいた人・現在いる人・2023年以降の受験生本人を対象に、1月9~12日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は200人。
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