2017年11月13日
富士通、長野県教委と新たな学びをICTで創造する実証研究
富士通と富士通総研は9日、長野県教育委員会の協力のもと、新たな学びをICTで創造する実証研究を2018年3月末まで行うと発表した。
本実証研究では、生徒はタブレット端末などを使い、学習履歴の管理などが行える教員支援ツール「FUJITSU 文教ソリューション K-12 学習情報活用 知恵たま」(知恵たま)と、クラウド型デジタル教材「デジタルワークシート」をICTツールとして活用することで、生徒ごとの学習データを収集する。
今回、地域経済分析システム(RESAS)*1で公開されている統計データなどを利用しながら、生徒が自ら地域の課題を発見し、課題解決に向けた施策を検討していく、RESASを活用した探究学習の授業を対象に、探究学習の過程を見える化するためのデータを収集することで、生徒一人ひとりの成長を支え可能性を伸ばす「学習・指導モデル」と「学習評価モデル」を構築していく。
まずは、長野県松本県ヶ丘高等学校と長野県長野高等学校で本実証研究を行い、収集・分析したデータによるエビデンスに基づいた教育の効果を検証していく。
*1: 地域経済分析システム(RESAS=Regional Economy (and) Society Analyzing System)とは、内閣府のまち・ひと・しごと創生本部事務局が提供する、産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約し、可視化するシステムのこと。
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











