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2018年1月31日
富士通、準天頂衛星を活用した「Time&Position」ソリューション提供開始
富士通ネットワークソリューションズは30日、「みちびき4号機」(準天頂衛星)の打ち上げにより取得可能になる高精度な位置情報と時刻を活用した「Time&Position(タイム アンド ポジション)」ソリューションを提供開始すると発表した。
ネットワーク上を流れる個々のデータに高精度な位置情報と正確な時刻を紐づける「Time&Position」ソリューションを活用することで、対象物を単体で位置測位するだけでなく、関連し合う対象物の空間的、時間的位置を俯瞰して把握することが可能になる。
同社は、「Time&Position」ソリューションの第1弾として、エッジコンピューティングを実現するCPU/ストレージを搭載したRelay2 Inc.(Relay2)製のWi-Fiアクセスポイント「RA200」シリーズを販売する。
また、本ソリューションの活用事例の一つとして、空港向け通信事業者であるアビコム・ジャパンと空港内データ通信ネットワークと車両位置情報を収集、管理するアプリケーションを活用した実証実験を2018年2月から実施する。
将来的には取得した位置情報を活用した自動運転の実現を目指す。今後、「Time&Position」ソリューションを本格的に展開するため、GNSS(*1)受信機、電子基準点、補正信号配信サービス、各種アプリケーションを順次提供する。
2017年10月に準天頂衛星「みちびき4号機」が打ち上げられ、2018年度から4機体制で既存のGPS衛星を補完することで、従来、数メートルから数十メートルの誤差のあった測位精度が飛躍的に向上し、センチメートル級の測位が実現する。こういった正確な位置情報と時刻を活用した地上システムにおける市場(宇宙情報産業)は、急速に成長していくと見込まれている。
*1:GNSSとは、Global Navigation Satellite Systemの略で、全球測位衛星システムを示す。GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星等の衛星測位システムの総称。
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