- トップ
- 企業・教材・サービス
- AI視覚支援デバイス「OrCam MyReader」豊島区の図書館で試験導入
2019年11月12日
AI視覚支援デバイス「OrCam MyReader」豊島区の図書館で試験導入
OrCam Technologiesは11日、同社のAI搭載ウェアラブル視覚支援デバイス「OrCam MyReader(オーカム マイリーダー)」が豊島区の図書館で試験導入されたことを明らかにした。
オーカム マイリーダーは、視力低下に悩む人やシニアが新聞、図書、テキストメッセージ、メールなどさまざまなテキストを読み取ることを可能にする、AI技術を活用した視覚支援デバイス。親指ほどの大きさで重さわずか22.5gのデバイスは、マグネットを使用した付属のマウントを使用することで、あらゆるメガネに簡単に装着できる。
読みたい文章を指で差すだけで、デバイス搭載のカメラが文字をキャプチャーして読み上げてくれる。また、自動読み上げ機能を使用すれば、読みたいテキストを目の前で数秒間固定することで、自動でカメラが撮影して文章を読み上げる。また、使用に際してインターネットへの接続が一切必要ないため、地下鉄から飛行機の中まで場所を選ばずに使うことができる。
今回、豊島区立中央図書館ひかり文庫(点字図書館)では、視覚障がい者の読書環境整備への取り組みの一環として、同製品を試験導入した。これにより、紙、デジタルを問わず、図書館所蔵の書籍、雑誌、新聞などを、朗読ボランティアなどの助けを借りることなく、利用者本人が読むことができるようになる。
点字図書や音訳(朗読)図書の新たな製作に比べてはるかに少ない時間と投資で読書環境整備ができるほか、点字の知識が必要なく広い人に利用可能なため、ロービジョンの人への支援施策の1つとしても、全国の図書館での導入が期待されるという。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)