2020年1月14日
金沢工業大×小松市、小松市クリーンセンターの処理フローをARで可視化
金沢工業大学は10日、同学の学生が小松市クリーンセンターの処理フローをARで可視化した教材を作成したと発表した。
金沢工業大学と小松市が連携し、地域の環境学習の付加価値向上のため、近年注目されるAR技術を使って新しいタイプの学習教材制作にチャレンジしたもので、同学建築デザイン学科の学生が、クリーンセンターのごみ焼却から発電にいたる処理フローに対応したAR教材を制作した。
制作担当の学生と指導教員が小松市技術監理センターからクリーンセンター設備の3次元データの提供を受けるとともに、クリーンセンター現地において、センターの職員やセンターの設計・施工を担当した川崎重工業の技術者から説明を受けた。
その後、担当学生が設備や処理フローの理解を深めつつ、眼鏡型のAR機材HoloLensとゲームエンジンUnityを使用し、提供データに各種の加工を加えながらARアプリを制作した。制作したアプリはHoloLensを使って、実際のクリーンセンター設備と重ね合わせながら閲覧する仕様となっている。
クリーンセンターで同教材の閲覧会を開催する。AR機材(HoloLens)1台のみなので、交代で順に閲覧となる。1名の閲覧時間は約5分を想定している。
開催概要
開催日時 : 1月17日(金)13:30~16:30(13:00開場)
開催場所 : エコロジーパークこまつ クリーンセンター見学スペース〔石川県小松市大野町信三郎谷1〕
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