2021年3月19日
ICT CONNECT 21、「学習者プライバシー宣言書」をポータルサイトで公開
ICT CONNECT 21は18日、同法人の「GIGAスクール構想推進委員会」が利用促進部会宣言書サブ部会で3月5日に作成した「学習者プライバシー宣言書 Ver1.0」を、同法人のポータルサイト「GIGA HUB WEB」で公開したと発表した。
同宣言書は、学習者が様々な学習サービスを安心・安全に使えるように、学習サービス提供企業が教育委員会・学校・大学・保護者に向けて、児童生徒・学生の個人情報についての正しい取扱いを宣言するためのもの。
先行事例(米国Student Privacy Pledge)を参考に、国内の個人情報保護法などに合わせた日本版の「学習者プライバシー宣言書」として作成された。
学習サービス提供企業が個人情報保護法に準拠する中で、特に学習者の個人情報の保護を行うこと、さらにターゲティング広告や個人プロファイルの正しい取扱いについての平易な文言による13の宣言項目で構成されている。
また、同宣言書は、学習者の個人情報保護に関する唯一の制度ではなく、学習サービス提供企業がPマーク認定取得、ISO27018認定取得、もしくは同宣言書の宣言の、いずれかあるいは複数を行っていることを、学校や家庭で簡単にチェックできるよう、公開サイトに宣言企業リストを掲載する予定。
「GIGA HUB WEB」は、同法人が、ICTを活用して、子どもたちが格差なく「いつでも、どこでも、だれとでも」学ぶことができる「1人1台端末環境」の実現を目指す「GIGAスクール構想」に関して、様々な情報を集積したポータルサイト。
また、GIGAスクール構想推進委員会は、同法人が昨年5月28日に設立。「情報発信部会」、「学校支援部会」、「利用促進部会」の3つの部会構成で、「GIGA HUB WEB」の運営など、「GIGAスクール構想」の実現を支援することを目的としている。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)