2021年5月26日
保育ICT「コドモン」、愛知・犬山市の公立保育園全12施設が導入・運用
コドモンは25日、同社のこども施設向けICTシステム「CoDMON(コドモン)」が、愛知県犬山市の公立保育園全12施設で、4月から運用を開始したと発表した。
同市は、保育所業務のICT化を推進することで、保育士や保護者の負担軽減を図ることが、質の高い保育サービスの提供に繋がると考え、コドモンの導入を決定。
今年度は、保護者連絡や登降園管理・請求管理・指導案の作成などから運用を始め、徐々に使用機能を拡大する予定。
コドモンは、園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や保護者とのコミュニケーション支援機能などで、教諭の業務負担を省力化。
同時に、ベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションも提供。保護者アプリでは、施設との連絡機能のほか、子どもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを展開している。
犬山市の主なコドモン導入機能
●園児台帳:園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児毎にあらゆる情報を一元管理
●登降園管理:QRコードやタッチパネルを使った打刻機能で自動管理し、延長保育の料金計算も自動化。保護者はスマホアプリで登降園時刻などの確認ができる
●お知らせ一斉配信:緊急連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信できる
●遅刻・欠席・お迎え・延長:登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎え・延長などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる
●連絡帳:園児の様子を伝え合う連絡帳を電子化。保護者はスマホアプリを使って、家庭での様子を選択形式で報告でき、最小限の手間で入力できる。園では、園での様子を写真も活用しながらフィードバックできる
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