2021年6月1日
ヒューマノーム研究所、体験型AI・データ解析学習テキストを無償提供 ウェビナーも開催
ヒューマノーム研究所は5月28日、AI構築プロセスの実体験を通した、データサイエンスの体験価値提供を重視する、次世代型AI学習テキスト「ワクワクから始めるAI・データ解析教室」を公開した。また、同教材の公開を記念し、初学者でも参加できる「AI・データ解析」ウェビナーを15日に開催する。
同テキストは、システム利用料・テキスト費用を含む、すべての学習プログラムを無料で利用可能。機械学習・AIに関する基礎用語と、代表的なデータ処理・AI構築の流れを、ノーコードAI開発ツール「Humanome CatData」を利用した実体験を通して学ぶ。プログラミング・数学の前提知識、専用ソフトのインストールは不要。
バズワードとしてのAIは終焉を告げ、AIは活用の場を広げ、社会に日々浸透している。AIは、デジタル化・データ活用(DX)の中心的な頭脳として欠かす事ができない。需要が高まり続けるデータサイエンティスト数は2025年には8.8万人、2030年には12.4万人が不足すると推定され、大学等の教育機関だけでなく各企業においてAI・データサイエンティスト人材の育成がスタートしている。
現在の主流を占めるDX・AI教育には、その学習継続を阻む問題が2つ存在するという。ひとつは「理論・プログラミングの習得ハードルが高い」という点、もう一つは「現場のAI開発フローが飲み込めない」点。
同プログラムは、ノーコードツールを活用することで、この2つの問題を解決。テキストからは極力専門用語を排除し、文字だけでは飲み込みにくい概念を、実際にデータを操作することで理解を促す構成に。AI構築の実工程に、数学・プログラミングを学ぶ前にチャレンジできるため、表層の理解にとどまらないAI構築の楽しさと難しさを体感できる。
これまでにない「ワクワク」をプラスすることで、スムーズにデータサイエンスを学べる、初学者の悩みに寄り添ったAI入門教材だという。
開催概要
開催日程:6月15日(火)19:00〜20:00
対象者:
AI・DXの勉強に挫折しかかっている人
AIを取り入れたシステム開発を計画している経営者・中間管理職の人
広くAI・データ解析に興味のある人
プログラム内容:
・50分 「はじめてのAI・データ解析」ウェビナー
・10分 「Q&Aタイム」(セミナー中、Zoom のチャットでの質問内容に答える。)
講師:ヒューマノーム研究所代表取締役社長 瀬々 潤氏
参加方法:同セミナーは、Zoom を介して実施する。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月18日)
- 令和の大学生活、7割以上が「遊びよりもバイトや授業で忙しい」=富士通CCL調べ=(2025年1月17日)
- インタースペース、プログラミングスクール卒業生の実務能力に関するアンケート調査(2025年1月17日)
- CBTS、2025年最新版「取得して良かった資格ランキング」発表(2025年1月17日)
- 東京電機大学、新たな総合型選抜「とんがりAO」を2026年度入試から開始(2025年1月17日)
- 京都芸大附属高校、オンラインの単位制・通信制「じぶんみらい科」を新設(2025年1月17日)
- TDCソフト、函館高専で「UXデザインスターターキット」活用した授業実施(2025年1月17日)
- 鳥羽商船高専、アプリを使ったビジネスプランで第12回高校生ビジネスプラン・ベスト100に選出(2025年1月17日)
- 近畿大学×Hakobot、自動運転配送ロボットの実証実験を実施(2025年1月17日)
- paiza、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」のモデルカリキュラムと「paizaラーニング」との対応表を公開(2025年1月17日)