2021年7月6日
東京外国語大学など、大学入試用英語スピーキング・テスト「BCT-S」を全国の大学に導入推進
英国の公的な国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルと東京外国語大学は、両者が共同で開発した大学入試用英語スピーキング・テスト「BCT-S」の導入から 3 年の実績を踏まえ、全国の大学に向けて、同テストの導入を推進していくための今後の構想を発表した。受験生や高等学校に対しても同テスト対策の拡充をはかり、学習と指導の支援を進めていくという。
東京外国語大学での BCT-S 実施においては、「3 年連続無事故、採点不能事例ゼロ」「評価システムの効率化の結果、採点が早く 5 日目に結果が出る」「試験時間が 12 分と短く、受験者と大学双方にとって利便性が高い」実績が明らかに。東京外国語大学は、「BCT-S」を 2022 年度入試から同大学全学部で採用することを決定。東京女子大学でも 2021 年度入試から導入されている。
また、2021 年 2 月からタブレットを使用してのテスト実施が開始され、より操作しやすく、便利で安全な利用が可能に。2023 年度以降の導入についてより多くの大学が検討を進められるよう、ブリティッシュ・カウンシルと東京外国語大学は、推進活動を予定している。
活動概要
【全国の大学を対象にした啓発活動】
・大学向けオンライン説明ウェビナー:7月29日実施
詳細
・大学学長向け「BCT-S」インフォメーションパックの案内
【受験生や高等学校を対象にした試験対策の支援活動】
・オープンキャンパスでの「BCT-S」オンライン体験会:7 月 31 日および 8 月 1 日実施
詳細
・高校教員向けのオンライン無料講座:8月4日実施
詳細・申込
・サンプル問題の解説動画や採点基準の手引きなどの試験対策の拡充
7月半ば以降ウェブサイト等で公開予定
関連URL
最新ニュース
- CFC、教育格差解消をめざす「スタディクーポン事業」が神奈川県綾瀬市で政策化(2024年7月26日)
- 公立中学校の部活動改革、母親の半分以上が知らない =インタースペース調べ=(2024年7月26日)
- インヴェンティット、大分県豊後大野市立菅尾小学校の「mobiconnect」導入事例を公開(2024年7月26日)
- アルー、教育者の主体的な学びのためのプラットフォームがローンチ(2024年7月26日)
- 生成AI英語対話サービス「ELSA Speak」、関西大倉中学・高校が導入(2024年7月26日)
- C&R社、「AIを使ってJavaScriptを書いてみよう」のアーカイブ映像を無料配信(2024年7月26日)
- ミカサ商事、教職員向け「校務の効率アップ!Google スプレッドシート 実践活用法」8月3日開催(2024年7月26日)
- 東京電機大学、中・高校生対象「電子情報・生体医工学系オンラインセミナー」開催(2024年7月26日)
- 「大学におけるオープンバッジ活用セミナー ~成城大学~」8月8日開催(2024年7月26日)
- ミエタ、教職員向けの「社会とつながる探究学習のカリキュラム開発・授業運営研修」8月開催(2024年7月26日)