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2021年7月12日
ユニファ、「スマート幼稚園・スマートこども園」のモデル園活動を本格開始
ユニファは8日、昨年発表した「スマート保育園」のモデル園活動に加えて、幼稚園ならではの課題解決を目指し、新たに「スマート幼稚園・スマートこども園」のモデル園活動を開始した。
今回モデル園となる幼稚園と、こども園(幼稚園から移行)には、AIやIoTを活用した保育支援サービス「ルクミー」導入前後で保育関連業務の業務効率化と、保育の質の向上にどのような変化が現れたのか、継続的にモニタリングする。
2020年4月から保育園を中心にモデル園活動を進めており、同社のルクミーシリーズを一括導入し、課題に向き合い、効率化できる業務をICT化することで、保育関連業務や子ども達との向き合い方にどのような変化が起きたのか、継続的にモニタリングを実施。モデル園の中には、月間で約65%の業務時間の削減を実現した保育施設や、「業務をスマート化することで、保育者の気持ちが楽になり、ゆとりが生まれて、子どもにさらに目を向けられるようになった」等の声が寄せられるなど、ICTの活用が保育現場の環境改善や保育の質の向上に一定程度寄与できることが明らかに。
一方で、この取り組みは保育園ならではの書類業務や安全管理等の課題解決につながることも分かり、保育園とは異なる課題のある幼稚園においての取り組みをサポートしていくためにも、今回、スマート幼稚園・こども園のモデル園活動を開始することに。事前に実施したアンケートからは、「保育の振り返りについて効果的にできている」と回答した施設は約20%と少なく、保育の振り返りができない理由としては「時間がないから」というのが最も多い結果に。
モデル園の活動では、書類業務の効率化だけでなく、保育の質の向上を目指した改善に取り組み、「ルクミー」シリーズを必要に応じて活用してもらう予定。それにより、保育関連業務を効率化し、保育者の時間と心のゆとりを創出するとともに、写真を活用した効果的な保育の振り返りの実現に向けて、共に伴走していくという。
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