2021年9月7日
23年卒学生が選ぶインターンシップ人気企業、文系はニトリ・理系はソニーが1位=ワークス・ジャパン調べ=
ワークス・ジャパンは6日、産経新聞社と合同で、2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生と大学院1年生計3602人を対象に実施した、「インターンシップ参加希望企業調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、インターンシップ人気企業ランキングの結果をみると、文系総合TOP10は、①ニトリ、②東京海上日動火災保険、③伊藤忠商事、④三井住友銀行、⑤三菱UFJ銀行、⑥博報堂/博報堂DYメデイアパートナーズ、⑦資生堂、⑧アクセンチュア、⑨ベネッセコーポレーション、⑩三井住友海上火災保険。
また、理系総合TOP10は、①ソニーグループ、②NTTデータ、③野村総合研究所(NRI)、④村田製作所、⑤JR東海(東海旅客鉄道)、⑥アクセンチュア、⑦トヨタ自動車、⑧富士フイルム、⑨富士通、⑩三菱地所。
文系総合ランキング1位に選ばれたニトリは、数ある部署のなかから6部署を体験できるプログラムを3つのコース別で用意し、その中から半日で終了するプログラムから4日間のプログラムまで複数の形式が選べるインターンシップを実施。
独自のビジネスモデルを体感できる内容の充実さと一部コース以外はエントリーシート不要という参加のしやすさが学生から支持されたもよう。
また、文系総合ランキング上位企業のインターンシップを見ると、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、アクセンチュアなど、業界に関わらず複数日程のインターンシップやワークショップを設けている企業が多く、いずれも学生のニーズに柔軟に対応できるようなプログラム設計になっている。
理系総合ランキング1位のソニーは、2~4週間の「職場密着インターン」や週1回のプログラムを複数週にわたって行う「IT×ビジネス創出インターン」、1~3Daysで行う「ビジネスマスタープログラム」など、幅広いプログラムと形式を用意。ソニーの最先端テクノロジーや社風を感じ取れるインターンシップになっている。
2位のNTTデータ、5位のJR東海、7位のトヨタ自動車なども、基本的には日程に選択肢を持たせたインターンシップを用意している。
参加してみたいと思うインターンシッププログラムについて聞いたところ、「実際の業務を疑似的に体験するロールプレイング型」が30.2%、「グループディスカッション・グループワーク型」が27.0%と体験型が支持された。
インターンシップで期待することについて質問したところ、「就業体験ができ、仕事内容を理解できる」が34.4%、「業界についての知見を深められる」が24.7%と、インターンシップ(就業体験)を通じて業界や企業、仕事内容を理解したいとのニーズが高かった。
また、コロナ禍で急速に進んだオンライン化に対する評価について、希望するインターンシップの開催形式を聞くと、「絶対に対面がいい」の16.7%に対して、「どちらでも構わない」が24.7%と、学生のオンライン慣れが進んでいることが分かった。
この調査は、2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生・大学院1年生を対象に、5月6日~7月31日にかけて、就職対策サイト「キャンパスキャリア」および同社主催の各種イベントでアンケート告知を行い、WEB上のアンケートフォームで回収する形で実施。有効回答数は3602人(文系総合2337人、理系総合1265人)。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)