2021年9月10日
DPI日本会議、文科省に「学校施設のバリアフリー化」について緊急要望
「DPI日本会議」は9日、「学校施設のバリアフリー化」について、昨年に引き続き、鰐淵洋子文部科学大臣政務官に緊急要望を行ったと発表した。
就学先の決定時期が近付いているが、文科省の通知があるにもかかわらず、エレベーター設置に後ろ向きな学校が全国に多くあるほか、子どもに大きな負担がかかるキャタピラ式の階段昇降機の導入で済ませようとする事例が相次いでいることから、今回、9月2日に緊急要望を実施した。
具体的には、秋に始まる就学相談などの動きに間に合うように、文科省が設定している学校バリアフリーの整備目標や方針に基づいた整備が進むよう、各教育委員会に対してあらためて周知するよう要望。
その際、エレベーター整備が基本であること、キャタピラ式の階段昇降機での対応は不適切である旨、十分な周知を要望した。
また、要配慮児童生徒が在籍、または在籍予定であるにも関わらず、エレベーター整備を検討しないような事例には、文科省としてヒアリング、助言、指導するほか、相談を受け付ける窓口を文科省に設置することも要望した。
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