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2021年11月1日
イースト、「DONGRI」がオフラインで利用できるネイティブアプリ版を強化
イーストは10月28日、辞書アプリDONGRIの各ネイティブアプリ版(Windows版、iOS版、Android版)を機能強化するとともに、各OSの最新バージョンにも対応したと発表した。
1人1台化を進める高等学校においては、ネットワーク環境に左右されず、必要な時にいつでも辞書を利用させたいという声が根強くある。特に、家庭に持ち帰ったタブレットをモバイルルーターで利用する場合や、生徒のスマートフォンを利用する場合には、データ通信量の制限に配慮が必要になる。
DONGRIのネイティブアプリ版は、学校のWi-Fi環境下で辞書データをダウンロードしておけば、それ以降はデータ通信量を心配することなく利用することができる。また、通常オンラインで利用するChromebookでも、DONGRIのAndroid版であれば、本体がオフラインの時でも辞書の利用が可能だという。
異なる種類のプラットフォーム/デバイスが混在するBYOD(Bring Your Own Device)で1人1台化を進める学校が増えている。DONGRIを導入すれば、生徒が利用する端末の種類に関わらず、共通の操作性・機能で辞書を利用することができる。また、DONGRIのネイティブアプリ版はオフラインで動作するため、いつでもどこでも辞書引きが可能。DONGRIは辞書の利活用定着にも役立ちつという。
DONGRIネイティブアプリ版の機能強化
1.共通の機能強化
・「メモ機能」を追加。(画面はWindows版のメモ機能)
辞書引きした結果に、直接メモを残すことができるようになった。
・しおりがタグ管理可能に。
目的に応じて複数のタグをしおりに登録できるようになった。
・操作性の改善
2.Windows版DONGRI バージョン3.0
・Windows 11に対応
・「ミニモード」を追加
UIを工夫することにより、表示サイズを前バージョンの約70%まで縮小して利用できるようになりまった。フルHD(1980×1080)のディスプレイ拡大表示150%でも、画面を占有することはない。画面サイズの小さい端末でも、複数のアプリを使いながら、DONGRIを快適に利用することができる。
・「クリップボード検索」に対応
他のアプリでコピーした語句は、ペーストすることなくDONGRIのキーワード入力欄に反映される。
3.iOS版DONGRI バージョン5.0
・iOS 15に対応。
4.Android版DONGRI バージョン2.0
・Android 12に対応。Chromebookでの動作も確認。
辞書アプリDONGRIは、マルチプラットフォーム/マルチデバイス対応の辞書アプリ。オフラインで利用できるネイティブアプリ版(iOS、Windows、Android)と、ブラウザで利用するWeb版を用意。ChromebookではWeb 版とAndroid 版(本体がオフラインの時でも使用可)の2種類を利用できる。コンテンツは、小学校、中学校、高等学校それぞれの学習に最適な辞書・参考書・百科・用語集等を揃え、学校や生徒のニーズに合わせて様々な組合せが可能。
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