2025年3月27日
大学の奨学金運営、担当職員の100%が「大変・大変と感じる」=ガクシー調べ=
ガクシーは26日、大学や専門学校で奨学金運営業務を担当している職員75人を対象に実施した、「奨学金担当者のホンネ」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。

それによると、「奨学金の業務の難易度」について質問したところ、「大変」が58.3%、「大変と感じることが多い」が41.7%で、業務担当者の100%が「大変・大変と感じる」と回答。「大変とは感じない」はゼロだった。

奨学金業務の中で「特に負荷の大きな業務」を聞いたところ、「学生や担当者の業務進捗管理」が40.9%、「遅延や失念学生へ向けた対応」が22.7%と、業務の進捗管理にかなり大きな負荷を感じている担当者が60%を超えた。

「1日の奨学金業務の時間」について尋ねたところ、「8時間以内の通常業務時間内で、業務対応ができている」担当者は全体の12.5で%、「業務自体が他の業務との兼務のため不明」と答えたのは33.3%。奨学金担当職員の50%以上が「1日8時間以上の対応」を強いられている状況だった。

また、「費やしている業務内容」について聞いたところ、最も多かったのは「学生や保護者からの問い合わせ対応」35.4%、次が「通知書などの作成業務」25.3%で、60%以上が「問い合わせ・通知書などの作成」に最も時間を費やしていることが分かった。
「奨学金業務の担当人数」を聞いたところ、「1人」が29.4%、「2~4人」が58.5%、「5~9人」が8.1%で、学生生活に直結するお金に関連する業務でありながら、少人数で担当しているケースが多かった。回答者からは「学生の生活に直結するお金を扱っていることへの責任感とプレッシャーがかなり大きい」という声が多く寄せられた。
また、「削減できたら嬉しい業務」を聞いたところ、最も多かったのは「問い合わせへの対応」49.9%で、以下、「エクセルデータ管理」31.9%、「書類チエック」18.2%と続いた。
このアンケート調査は、大学と専門学校計54校の奨学金の業務担当者を対象に、2024年3月〜2025年2月の1年間にわたって実施した。有効回答数は75人(大学58人、専門学校17人)。
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