2021年11月24日
「部活と大学受験の両立はマイナスだった」は1割だけ=湘南ゼミナール調べ=
湘南ゼミナールは、同社が主催する「河合塾マナビス」が、高校で部活動をしながら大学受験に合格した現役大学生319人を対象に実施した、「部活生の大学受験に関するアンケート」調査の結果をまとめ、22日に発表した。

それによると、「大学受験に部活はどのような影響を与えていたと思うか」を聞いたところ、約6割(58.9%)が「部活と受験の両立は受験に良い影響を与えていた」と回答。「悪い影響を与えていた」と感じているのは約1割だけだった。
部活が受験にとって障害になっているわけではなく、しっかりと両立することで受験勉強との好循環を作ることができるということが分かった。
「受験と部活の両立で、実際に良かったと思ったこと」を聞いたところ、「受験を乗り切るための仲間ができた」71.4%、「メリハリがついて効率が上がった」64.0%などが挙がった。
大学受験の対策を本格的に始めたタイミングについては、「高校3年の4月~9月」(合計58.9%)が最多だった。この時期は、部活動の引退時期でもあり、引退と同時に受験モードに切り替える高校生が多いと考えられる。
一方で、理想では「高校2年の7月~3月」(合計54.3%)から始めておけば良かったという回答が最多だった。部活生にとっては、理想的なタイミングと比較して現実では半年~1年程度の受験勉強の遅れを感じている人が多いことが分かった。
「受験と部活を両立する上で、周囲より時間当たりの学習効率を高めようとすることを意識していたか」を聞いたところ、約6割(57.4%)の部活生が「時間当たりの学習効率を高めることを意識していた」と回答。限られた時間の中で「いかに効率的に成績を伸ばせるか」の工夫をしていた人が多いことが分かった。
また、部活生の約6割(57.1%)が、受験との両立をしていくために「塾に通っていた」と回答。
「部活動と受験の両立をするうえでどのような塾が良いと思うか」を聞いたところ、「受講や自習を自分のスケジュールに合わせられる」60.8%、「自分のペースで学習計画を立てられる」47.6%、「学習を管理するアドバイザーがいること」25.1%などが上位に選ばれた。
部活動が終わった後の時間で高い効率で学習が進められるように、より個人に学習を合わせやすい形の塾が支持されていることが分かった。
この調査は、入学試験を受けて大学受験に合格した部活生を対象に、10月20日~27日にかけて、インターネットで実施。回答者数は319人で、いずれも現在大学1~4年生、部活動は「体育系」「文化系」両方含む、高校時代の部活動が週3回以上、高校時代の部活動の引退時期が高校3年生4月以降、となっている。
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