2021年10月25日
オンライン入試、受験生の保護者の44%が「対面入試では検討しなかった大学も候補にする」と回答=サーティファイ調べ=
サーティファイは、大学受験生の保護者400人を対象に実施した、「オンライン入試についての意識調査」の結果をまとめ、22日に発表した。
それによると、「対面受験のみ」では選択肢に入らない大学について、「オンライン入試」が導入されることで選択肢に含めることがあり得るか、との質問に、44%が「あり得ると思う」と回答。「あり得ないと思う」は19%、「分からない」が38%だった。
19%の保護者がオンライン入試の有無が志望校選びに影響しないと回答する一方で、44%の保護者はオンライン入試によって今まで検討してこなかった地域の大学を選択肢に加える可能性を示している。
対面でのみ入試を実施する大学を避け、オンライン入試を実施する大学を選ぶ可能性が見て取れる。
また、38%の保護者は「分からない」と回答しており、これは本人の意志を尊重するとの意向を示すものなのか、あるいは他に理由があるのか、今回の調査では不明。
この調査は、大学に昨年受験して入学している、また、1~5年以内に受験予定の学生の保護者を対象に、9月17・18日の2日間、インターネットでアンケートを取って実施した。有効回答数は400人。
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