2021年12月14日
子どもの習い事の月謝「学習塾」1万9080円「英会話」7623円「スイミング」6776円=「SUKU×SUKU」調べ=
シークは13日、同社の子どもの習い事メディア「SUKU×SUKU」(スクスク)が、1008人の親を対象に実施した、「子どもの習い事の月謝に関する調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、人気ジャンルからマイナーな習い事まで全56種のジャンルを調査した結果、子どもの習い事の平均月謝は1898円という結果になった。最高額は6万9400円で、最低額は0円だった。
最高額6万9400円は、「学習塾」のジャンル。有名私立中学の受験対策をしている大手の塾などでは、平均月謝以上の学習塾が比較的多かった。
また、全ジャンルの中でも平均月謝を下げているのは、ボランティアや地区センターなどで行っている習い事。こちらはジャンルが幅広く、0円とは言わずともワンコインで受講できる習い事が数多くあった。
各ジャンル別の平均月謝をみると、まず「スイミング」は、1008人中667人の親が回答したところによると6776円だった。スイミングの月謝以外に掛かった費用については、「想定外の出費がなかった」(37%)との回答が最も多く、「用具全般」(17%)、「練習着」(14%)などの回答もあった。
「学習塾」は334人の親が回答。平均月謝は1万9080円で、全ジャンル中でもっとも平均月謝が高い習い事だった。学習塾の月謝以外には、「教材費」(37%)、「合宿費など」(27%)などの費用が掛かったとの回答が寄せられた。
「英語・英会話」は322人の親が回答。平均月謝は7623円で、「教材費」(38%)、「想定外の出費は発生しなかった」(36%)などの回答が目立った。
「ピアノ」は242人の親が回答し、平均月謝は5400円だった。ピアノ本体の購入やレッスン費用など比較的価格帯が高額なのは、多くの親のイメージにもあるようで、レッスン以外に費用の掛かる「発表会の費用」(23%)や「教材費」(29%)が想定外の出費だった。
「書道・習字」は206人の親が回答し、平均月謝は2604円だった。書道・習字の月謝以外については、「想定外の出費がない」(33%)の回答が多い中で、「用具の購入費」(20%)や「教材費」(20%)、「大会イベントへの参加費用」(10%)の順で出費があった。
「サッカーは」181人の親が回答し、平均月謝は3596円。サッカーの月謝以外の費用については、「用具全般」(18%)と、「練習着・靴」(17%)、「大会用のユニフォームや靴」(14%)がほぼ同じ結果になった。
「珠算・そろばん」は122人の親が回答し、平均月謝は2926円。珠算・そろばんの月謝以外の費用については、「想定外の出費はなかった」(31%)という回答が3割を占め、次いで「教材費」(22%)、「大会・イベントの参加費用」(17%)という結果に。
「運動教室」は99人の親が回答し、平均月謝は2465円だった。運動教室の月謝以外の費用については、「想定外の出費はなかった」(44%)との回答が4割以上を占めたが、「練習着・靴」(18%)が想定外の出費だったとの回答も多かった。
この調査は、「子どもに習い事を経験させたことがある」保護者1008人を対象に、11月2日~5日にかけて、インターネットで実施した。
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