2022年2月4日
武蔵野大、教育改善・個別指導・メンタルヘルスケアに「AI動画解析」を導入
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)は3日、I’mbesideyou社のAI動画解析を導入して、データドリブンな教育改善、個別指導の実践、自己認識環境の創出による学生自身のメンタルヘルスケアを推進していくと発表した。
武蔵野EMCでは、オンライン授業と「1on1」ミーティングに同社のAI動画解析技術を導入して、継続的な教育改善・学生1人ひとりに合わせた個別指導を目指すと共に、「スケールしづらい」課題の解決に着手する。
取り組みの概要
①「オンラインならではのデータドリブンでの継続的な教育の改善」
同社のAI解析で、オンラインでの教員と学生の交流は分析結果として数値化され、どのような交流が学生の関心をひき、喜怒哀楽の感情を引き起こすのか、学生毎の反応のばらつきはどのようなものか、心理的安全性は担保されているのか、といったことを可視化できる。これにより、これまで属人的だった教育環境に継続的な改善を導入し、すべての子どもたちがよい教育を得られるようになるための基盤をつくっていくことを目指す
②「学生1人ひとりの状況をより深く理解した個別指導」(「1on1」ミーティングを含む)の実践
AIの観察力を活用して、ミーティングの様子を継続して解析しデータとして蓄積していくことで、1人ひとりの学生の時系列での変化を把握し、より深く理解した上で、教員が学生1人ひとりの反応や興味関心にあったサポートを行っていくことを目指す
③「学生が自らの状況を自己認識しやすい環境を創出することによるメンタルヘルスケアの推進」
同社の解析は、個人のウェルビーイングを推進することを目的としている。学生自らが自分自身の日常の様子を振り返ることができる、メンタルヘルスの万歩計のような機能を準備し、AIキャラクターと一緒にその日の様子を振り返ることでリフレクションの習慣をつけ、自己認識を深め、オンライン環境下で増加しているメンタルヘルスの不調を予防する
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











