2022年5月30日
制服の選択制、9割近くの高校生が「支持」=LINEリサーチ調べ=
LINEは27日、同社のスマホ専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の高校1年~3年生の男女1000人を対象に実施した、「制服の選択制・多様性に関する調査」の結果をまとめて発表した。
それによると、自身が通う高校で「制服の選択制を実施しているか」を聞いたところ、57%が「実施している」と回答。「実施していないが、今後する予定」を含めると60%になった。
一方で、「実施していないし、今後の予定はない(わからない)」は2割超(23%)、「実施しているかどうか、わからない」と答えた高校生は1割弱(8%)だった。
「制服の選択制」とは、スカートだけでなくスラックス(パンツ)も選べるなど、性別に関係なく制服のタイプを自由に選べる制度。
制服のある学校に通う高校生に、「制服を選択制にすることについてどう思うか」を聞いたところ、全体では、「とてもいいと思う」が6割弱(59%)、「いいと思う」が3割弱(27%)となり、9割近く(84%)が「いいと思う」と回答した。
一方、「どちらともいえない」は全体で1割(10%)、「よくないと思う」「まったくよくないと思う」は1~2%にとどまった。
男女別にみると、女子高生では9割強、男子高生では8割強が「いいと思う」と回答。どちらも高い割合だが、特に女子高生で高くなっている。「とてもいいと思う」という意見も、女子高生で7割弱、男子高生で5割と、女子高生で高い割合。
学年別にみると、1年生で「とてもいいと思う」の割合が高く、特に高1女子では8割弱と高かった。
また、「ふだん“多様性”について考えることがあるか」を聞いたところ、全体では、「ときどきある」の割合がもっとも高く4割超(45%)という結果に。次に多かった「よくある」(31%)と合わせると、ふだん多様性について「考えることがある」高校生は76%と7割を超えた。
男女別にみると男子高生で7割超、女子高生で8割と女子高生のほうがやや高い割合になっている。また、「よくある」と回答した割合も、女子高生のほうが高め。学年別では、「よくある」の割合は、低学年になるほど高くなり、1年生で最も高かった。
一方、ふだん多様性について考えることが「あまりない」「まったくない」を合わせた「考えることがない」と答えた高校生は2割強(23%)だった。
「多様性」とは年齢、性別、性的指向、国籍、文化、障がいの有無といった様々な違いを認め合い、尊重し合うことをいう。
多様性についてふだん考えることが「まったくない」と回答した高校生を除いて、「多様性を考えるきっかけになっているもの」を聞いたところ、全体でのTOPは「SNS(Twitter、Instagram、TikTokなど)」で4割弱。
2位は僅差で、「TV(番組や特集、ニュースなど)」がランクイン。3位以降は「YouTube」「学校の授業や先生」「友だち」が3割前後で続いた。
男女別・学年別でも、TOP3は「SNS」「TV」「YouTube」で、日常生活の中で触れる機会が多いものが上位になっている。
女子高生は、「SNS」4割超がTOPで、男子高生に比べ高い割合。YouTuberやTikTokerなどの「有名人やインフルエンサー」も女子高生では割合が高かった。ほかにも、「オリンピック/パラリンピック」も男女ともにランクインした。
全体的に、どの項目も女子高生の割合が高い傾向がみられるが、男女ともにSNSやTVをはじめ、身近にいる人、マンガやアニメなど、様々なものから多様性を考えるきっかけを得ていることが分かった。
この調査は、LINEユーザーの全国の高校1年~3年生の男女を対象に、4月15日~17日にかけて、スマホWebで実施した。有効回収数は1000人。
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