2022年7月13日
iTeachers TV Vol.325 和歌山大学教育学部附属中学校 矢野充博 先生(前編)を公開
iTeachersとiTeachers Academyは13日、iTeachers TV Vol.325 和歌山大学教育学部附属中学校 矢野充博 先生による「4つのツールを活用した中学理科の授業(前編)」を公開した。
中学1年生の「地震」の単元でAR・VR・3Dプリンタを使った理科の授業を紹介する。南海トラフの影響で和歌山県では今後30年以内に70〜80%の確率で巨大な地震が起こると言われている。地震の伝わり方の性質や影響について、減災学習の観点に立って学習することは生存率を高めると考えている。今回の実践では、iPadアプリ「Tinkercad」で生徒それぞれが「マイハウス」を設計し3Dプリンタで印刷。できあがったマイハウスを使って3つの実験を実施。VRについては、和歌山の有名な地層の褶曲を観察したり、鍵層をコントローラーで動かして柱状図の見方を学んだりした。さらにARで和歌山市の津波を再現してマイハウスを置いた地図で浸水想定区域を観察した。
矢野先生は、2006年から和歌山大学教育学部附属中学校に勤務。同校の1人1台iPad導入の整備、やのセミナー(オンラインセミナー)、Yanotea チャンネル(YouTube)、など多岐にわたり活躍している。授業では、ロイロノートや電子黒板、Apple Books、AR、VR、3Dプリンタを活用。趣味iPhoneやドローンを使った写真撮影。Apple Distinguished Educators, Class of 2015、日本理科教育学会員、平成30年度文部科学大臣優秀教職員、第25回東書教育賞(奨励賞)、第37回東書教育賞(優秀賞)。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」。今回は、森村学園初等部の川島大和 先生による「社会科×プログラミング スマホ世代の地図学習!」。
川島先生は、森村学園初等部4年目の新鋭。初めて「社会科」という教科に触れる3年生で社会科嫌いを生まないことを最大の目標に授業を展開している。授業を創る上での大前提として「自分が授業を受ける子どもだとして、楽しいと感じるかどうか」を大切にしている。子どもには毎学期授業アンケートをとり、その意見を授業に反映させている。
□ 4つのツールを活用した中学理科の授業(前編)
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