2023年5月16日
NTT西日本×佛教大、デジタル会員証を活用した「生涯学習支援」を共同で実証
西日本電信電話(NTT西日本)と佛教大学は15日、同学オープンラーニングセンター(O.L.C.)の約1300人の会員を対象に、6月1日~2024年3月31日まで、デジタル会員証を活用した「生涯学習」の意欲向上や機会増を図る実証実験を行うと発表した。

NTT西日本では、大学での学生の成績、資格などの各種証明書を発行する「証明書発行サービス」を行っており、佛教大はじめ現在70大学以上が利用。
証明書発行サービスに蓄積される学生の情報とデジタル会員証「Smart Me」を生涯IDでシームレスに繋ぐことで、生涯学修の履歴を管理できるようにするともに、デジタル会員証を活用した各種ソリューションで学修環境のDX推進に取り組んでいる。
今回の実験では、まず「証明書発行サービスとデジタル会員証の連携による学修履歴の一元管理と学習機会の創出」に関する取り組みを行う。
O.L.C.では、期間を開けての再受講など学習機会が不連続になることが多く発生する。そこで、システムに蓄積される学修履歴と個人毎に配布するデジタル会員証を生涯IDで紐づけることで、学修履歴を一元管理し、受講者が学修履歴を把握できるようにする。
また、O.L.C.では受講履歴をもとに、リカレント教育やリスキリングに役立つ社会人教育をプッシュ通知でレコメンドし学習機会の創出も図る。
2番目は「デジタル受講修了証とオープンバッジ」に関する取り組み。証明書発行サービスから発行される受講修了証や成績証明書をスマホに格納して、学修履歴を個人で管理、可視化できるようにする。特定の講座では、オープンバッジを発行することを想定して、スキルアップや学習意欲の向上にもつなげる。
3番目の取り組みは「ハイフレックス型講座の出席管理」に関するもの。学習スタイルが対面・オンラインのハイフレックス型が進む中で、受講者の出席情報の取得は大きな課題になっている。
そこで、デジタル会員証アプリの出席確認機能で、ブロックチェーンによるなりすまし防止を行い、QRコードの読み取りで対面・オンライン双方の出席確認をできるようにすることで、講師と受講履歴把握の負荷を軽減する。
佛教大学では2021年4月、大学の教育を社会に広く開放することを目的に、O.L.C.を新たに設置・開設し、受講者数は延べ6万人を超えた。
現在、19歳~100歳までの会員約1300人が学習。そのうち500人を超える会員は、全国初めてとなる講座のサブスクが可能な定額会員。講座は、普遍的テーマから最旬トピックまで11のカテゴリで、年間600以上の講座をハイフレックスやオンデマンドで開講。
今回同学では、デジタル会員証の導入で同実験の取り組みを実施し、生涯学習の意欲向上と学びの機会最大化の有効性を検証する。
【実証実験の概要】
実証期間:6月1日(木)~2024年3月31日(日)まで
実施対象:「佛教大学O.L.C.」正会員・定額会員約1300人
実証で使用するサービス:
①証明書発行サービス
②「Smart Me」身分証サービス
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