2019年12月24日
室蘭工大×NTT西日本、「ブロックチェーンでのデジタル証明書流通」共同研究
室蘭工業大学とNTT⻄日本は23日、大学に依存している個人の学位や学歴などの真正性に関して、ブロックチェーン技術で「本人の意思によるデジタル証明書の開示・非開示の選択と自由な発行」を行う共同研究に取り組むことを、11月1日付けで合意したと発表した。
この共同研究では、個人が場所を問わず自身の学位や学歴などのデジタル証明書を容易に発行できることに加え、その真正性を踏まえた取り組みに賛同した機関などで証明することで、人生100年時代の多種多様な就学・就労環境に対応する新しい自己証明基盤の実現を目指す。
これまで、室蘭工大では、データサイエンス、データエンジニアリングによるオープンな体制で、AIやブロックチェーンの適用をめざすAIラボなどを稼働させ、ブロックチェーンでの高度な知見を形成してきた。
また、NTT⻄日本は、これまで学内でしか発行できなかった証明書をコンビニエンスストアで手軽に発行できる「証明書発行サービス」を展開してきた。
こうした両者の知見を活かし、ブロックチェーン技術を活用したデジタル証明書流通を実現する関連技術の確立に取り組むことにした。
共同研究では、EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠した、個人の学位や学歴などを明確に証明していく仕組み作り、紙の証明書の代替として、場所を問わず発行できる国際標準の学位証明への対応、大学の運営形態に左右されず、希望者の求めに応じた単位や学位を客観的に証明できる仕組み作り、を行う。
室蘭工大はブロックチェーン技術での学術的知見の提供を、NTT⻄日本は「証明書発行サービス」で得た運用ノウハウの提供を、それぞれ行う。共同研究の締結期間は、11月1日〜2020年3月31日まで。
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