2021年7月7日
創価大学、文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」に認定
創価大学は5日、同学のデータサイエンス副専攻の取り組みが、文部科学省が推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されたと発表した。第1回の認定では国公立・私立大学から7校が選定され、東京都内の大学では唯一の認定となった。
この制度は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的として、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うものを文部科学大臣が認定及び選定して奨励する制度。
同学で実施するデータサイエンス副専攻とは、所属する学部学科のカリキュラムを学ぶ主専攻に加えて、データサイエンスに関する専門分野を学ぶことができる。例えば、経済学部の学生が経済学部で設置する専門科目を学ぶかたわら、データサイエンス副専攻の科目を学び、その上で認定要件(単位数・通算 GPA)を満たしていれば、「主専攻:経済学」「副専攻:データサイエンス」として成績証明書及び卒業証明書に記載される。
同学では、2022年度生からリテラシーレベルの内容については、共通科目「データサイエンス入門」(2単位)として、全学部の学生が必修科目として1年次に学ぶ。その準備として、2021年度生より「データサイエンス入門」を日本語と英語で開講。また2020年度以前に入学した学生については、データサイエンス副専攻の必修科目「データサイエンス」(4単位)のなかで、リテラシーレベルの内容を学ぶことができる。なお全学必修化にともない、2022年度より「データサイエンス」は、「データサイエンス入門」の履修を前提とした科目へと授業内容を変更していく。
同学では、文系の学生であっても主体的にデータサイエンスを学べるように、学修ステップを明示し、学生の希望やレベルに応じた教育プログラムを用意している。
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