2023年11月7日
半数以上の学生が就職活動において「タイパ」を意識していると回答 =学情調べ=
学情は2日、2025年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した「タイパ(タイムパフォーマンス)」についての調査結果を発表した。

それによると、「普段の生活の中で、タイパや効率を意識しますか?」の問いには、「意識する」と回答した学生が19.0%。「どちらかと言えば意識する」39.6%を合わせると、6割に迫る学生が「タイパ」を意識していることが分かる。「時間を有効活用したい」「動画は1.5倍速で見るようにしている」「オンラインでの授業やWeb配信のプログラムなど、動画コンテンツは倍速再生で視聴している」「より短い時間で情報収集をしたい」「大学の授業や友人との時間、アルバイト、就職活動準備などやりたいことがたくさんあるので、効率良く動くことを意識している」といった声が寄せられた。

「就職活動準備の中で、タイパや効率を意識しますか?」の問いには、「意識する」が19.3%。「どちらかと言えば意識する」33.7%を合わせると、半数以上の学生が就職活動で「タイパ」を意識していることが分かる。「移動時間に企業のホームページを見るようにしている」「エントリーシートの作成や情報収集などの作業は、時間を決めて集中して取り組むようにしている」「情報収集は移動時間を活用し、まとまった時間を確保できるときはPCで作業するなど、時間を有効活用している」といった声が上がった。

「タイパ良く情報収集をするために、活用したいもの」では、「企業ホームページ」が36.5%で最多。次いで、「採用ホームページ」30.7%が続いた。

「インターンシップやセミナー参加において、タイパが悪いと感じたことがありますか?」には、「感じたことがある」が22.0%。「やや感じたことがある」20.8%を合わせると、4割以上の学生が「タイパが悪い」と感じた経験があることが分かる。「リアル開催のセミナーで、スライドを読み上げるだけだと少し残念な気持ちになる」「グループワークの内容にフィードバックがないと、学びや気づきを得にくい」といった声が上がった。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













