2023年4月28日
「研修・教育制度を知ると志望度が上がる」と回答した学生が9割に迫る =学情調べ=
学情は26日、2024年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した「研修・教育制度」についてのアンケート調査の結果を発表した。
それによると、「就職活動において、企業の研修・教育制度を知ると志望度が上がりますか?」の問いには、「志望度が上がる」と回答した学生が45.7%に上った。「どちらかと言えば志望度が上がる」40.7%を合わせると、9割に迫る学生が「研修・教育制度」を知ると志望度が上がるとしている。
「研修や教育制度が充実している会社は、社員のことを大切にしていると思う」「業務をこなすだけでなく、成長できる仕事・職場は魅力的だと思う」などの声が寄せられた。
20代転職希望者を対象に実施したアンケートでは、「研修・教育制度を知ると志望度が上がる」の回答は74.1%となっており、「志望度が上がる」と回答した割合は、2024年卒学生のほうが12.3ポイント高くなった。学生のほうが、より「研修・教育制度」への関心が高いことが分かる。
次に、「就職活動において、企業の研修・教育制度を重視しますか?」の問いには、「重視する」と回答した学生は41.8%に上った。「どちらかと言えば重視する」40.1%を合わせると、8割超の学生が企業選びにおいて「研修・教育制度」を重視していることが分かる。
「起業の研修・教育制度、キャリア形成支援で重視するもの」については、「社内研修の実施」が68.5%と最多。次いで、「資格取得支援」50.3%、「異動や配属に関する希望を出せる制度」47.0%が続いた。異動や配属の希望を出す制度が回答を集めている他、「同じ職種でキャリアを積める制度」が「定期的なジョブローテーション」を上回る結果となっており、自身でキャリアを選択・形成していきたいという意向がうかがえた。
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