2024年6月13日
ワオ高校、哲学思考で小論文の力を養う「戦略思考実践」 ブログ公開
ワオ高等学校は10日、哲学思考で小論文の力を養う「戦略思考実践」について、ブログで公開した。
同校は、総合型選抜入試をはじめとする「推薦型入試」に力を入れていて、必要となる小論文を「書く」力をアップさせるため、特別活動「戦略思考実践~入試小論文の窓から眺める世界~」を開講している。
大学入試の小論文問題には、「ミーム」「ナッジ」「レジリエンス」といった現代社会を読み解くキーワードがよく登場する。これらの言葉について哲学的な視点から深く知り、考えることで、入試対策にとどまらない「世界が違って見える」経験を得ることになるという。
5月17日の第1回目のテーマは、”フード・ファディズム(Food Faddism):食べ物が健康や病気に与える影響を過剰に信じること” 。「戦略思考実践」ではまず、話し言葉(哲学用語ではパロール)で考えを述べ合い、対話を経た後に書き言葉(哲学用語でエクリチュール)で自分の考えを表現するという流れで取り組んだ。
フード・ファディズムに陥らないためには、物事を「合理性」「論理性」「公平性」があるかという基準に基づいて分析する「クリティカルシンキング」が重要であり「エビデンス」の有無を確認する必要性を強調。同校の学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を使い、「フード・ファディズムの事例と、それに伴い起きる社会的な現象を述べよ」という題材について、生徒だけでなく、教員も200字以内で文章を投稿した。他の人の投稿も見られるので、自分にない視点や書き方を学び合うことができるという。
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