2024年9月11日
65%が中学生になる前にスマホを所有 =日本インフォメーション調べ=
日本インフォメーションは10日、次なるマーケティングのターゲートα世代に関する意識・実態調査の結果を公表した。
Z世代に続くα世代が今後の消費・マーケティングを担う世代だと注目されている。α世代とは、2010年以降に生まれた、ミレニアル世代の親を持つ世代で、生まれた時からスマホやタブレット、AI端末が身近にあり、デジタルネイティブであることが一番の特徴と言われている。そこで同社はLINEリサーチを通じ、α世代の特徴や実態を探るべく、Z世代との比較を中心に据えた調査を実施した。調査は13~18歳の中学生・高校生の男女を対象に、7月23日・24日に行われ、917名から有効回答を得た。
普段使っているデバイスについて訊ねたところ、スマホは両世代ともに9割以上が所有。タブレットは5割~6割と同程度の使用率となった。世代間で最も差が出たのがゲーム機で、Z世代が4割に対してα世代では7割に上った。
初めてスマホを買ってもらった時期は、Z世代で小学6年生~高校1年生がボリュームゾーンだったのに対し、アルファ世代は小学5年生~中学1年生となっている。
また、初めてパソコンもしくはタブレットを勉強に使ったのは、Z世代では中学1年生が最多なのに対し、α世代は小学4年生となった。
さらに、α世代の71.2%が小学生のうちにプログラミング教育を受け始めていた。
また、初めてオンラインゲームを知らない他人とプレイしたのは、α世代では平均9歳という結果となった。
初めてSNSで他人と交流したのは、α世代は小学6年生、Z世代は中学1年生と世代間の差は見られなかったが、α世代では8割、Z世代では9割がSNS上で知らない人と交流したことがあると回答した。
さらに、α世代は5割、Z世代は7割がキャッシュレス決済を利用しており、キャッシュレス決済利用者に絞ってキャッシュレス決済の種類を訊ねたところ、いずれの世代も「交通系電子マネー」「QRコード決済」の2つがほとんどを占めていた。その他、調査では、興味関心があることTOP10や、将来なりたいと思うもの、やりたいと思うことTOP10などを掲載している。
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