2025年2月7日
金沢工業大学、視線だけでWebサイトの文字拡大「視線操作型Web提示システム」AIで開発
金沢工業大学は5日、視線だけでWebサイトの文字拡大「視線操作型Web提示システム」をAIで開発したと発表した。
メディア情報学科 松下 裕研究室(専門分野:データ解析、感性評価)が、AIを用いて文字拡大できる視線操作型Web提示システムの研究に取り組んでいて、ユーザーが文字識別困難に陥ったとき、視線の停留だけで文字が拡大されるように、強化学習(試行錯誤を繰り返して最適な行動を学習する機械学習)を用いて文字識別困難の発生を迅速かつ正確に予測できるようにした。
同システムは、視線移動と停留によって、ファミリーレストランの料理の探索、選択、決定を行う「視線操作型電子メニュー」や、スクロールや拡大を視線で実現できる「視線動作型スマホ」への応用が期待される。
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