2025年11月25日
小学生の「生成AI」認知率74.7%、2023年から約26ポイント上昇=ベネッセコーポレーション調べ=
ベネッセコーポレーションは21日、「生成AIの利用に関する意識調査」の結果を公表した。


調査は、小学3年生~6年生とその保護者1032組を対象に11月5日・6日に行われた。それによると、生成AIの認知について、保護者は2023年の74.1%から2025年には89.6%、小学生は47.8%から74.7%へ。ほとんどの家庭が「生成AIという言葉は知っている」という状況になっている。

「生成AIを知っている」と答えた小学生の利用経験は80%以上にのぼりました。AIの利用は早い段階で定着し、今年は“習慣化フェーズ”に入ったと言える。

家庭における生成AIの利用環境を尋ねたところ、最も多いのは「保護者のスマホやPCなどのデバイスを使って子ども自身が使う」で、子どもが「自分のスマホ・PCなどのデバイスを使って自分で使う」が続き、「保護者が子どもの代わりに調べる」は2割弱にとどまった。家庭では「自分で使わせる」スタイルが主流で、その中でも親のデバイスを貸与するケースが最多であることが分かった。

「生成AIの使い方について話したことがある」家庭は約5割とどまり、2023年の調査の約4割という結果と比較して十分に進んでいないということが明らかになった。

生成AI利用についての効果実感においては、プラスとマイナスが同時に現れる“二面性”が明らかになった。65.2%の保護者がポジティブな変化を感じ、「情報収集力が高まったと感じた」や「考える力(思考力)が育っていると感じた」が挙がる一方、49.3%の保護者が「自分で考える機会が減ったと感じた」などネガティブな変化を感じている。


小学生の約半数が「生成AIと話すと楽しい・安心する」と思っており、分からない時にまずAIに聞くという子どもが約6割いる一方で、AIの回答が間違っていると思った経験を持つ子どもも約6割おり、親しみと信頼と戸惑いが同時に存在している実態が明らかになった。

小学生の約4割が学校の授業や宿題で生成AIを活用した経験があると回答。学校現場での生成AIの活用が一定程度広がりつつあることがうかがえる。

「生成AIを使う時に大事だと思うこと」では、2024年と同様、親子ともに「個人情報は入力しない」が最も高い割合となった。数値に若干の上下はあるものの、重要視されるポイントの傾向は変わらず、その他の項目についても、親子ともに2024年と比較して概ね同水準となっている。
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