2026年1月13日
IIBC、TOEIC Program の不正受験対策強化 公開テストの受験要領改訂に伴い本人確認書類を変更
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は8日、TOEIC Program公開テストにおける不正受験対策の強化として、本人確認書類のルール変更を発表した。

日本でTOEIC Programを実施・運営するIIBCは、4月以降に実施するすべての公開テストにおいて、試験当日の本人確認をより厳格に行うため、受験要領および本人確認書類の取り扱いを改訂する。
改訂では、受験申込時の条件として、日本国籍を有する人、または日本国内に居住実態のある人に対象を限定する。これにより、日本に短期滞在し在留カードを持たない外国籍の受験者は、日本で実施される公開テストを受験できなくなる。一方で、TOEIC Programは世界約160カ国で実施されており、IIBCは居住地域での受験を案内している。
あわせて、試験当日に提示する本人確認書類のルールも見直される。当初はICチップ搭載の書類への一本化が検討されていたが、現状を踏まえ、日本国内で発行された有効期限内の顔写真付き原本であれば利用可能とした。日本国籍の受験者は、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードに加え、顔写真付きの学生証や障害者手帳も使用できる。一方、日本国籍以外の受験者については、在留カードや特別永住者証明書、マイナンバーカードに限定され、学生証やパスポートのみでの受験は認められない。
さらに、TOEIC Listening & Reading 公開テストでは、受験票に「日本国籍の有無」を記入する欄を新設し、試験会場での本人確認を円滑に行う運用に改める。今後は、9月までに導入予定のデジタル受験票を通じて、ICチップ情報と申込情報を照合する仕組みも予定されていて、なりすまし防止の精度向上が図られる。
IIBCは、これらの措置を通じて、法令と社会的要請に沿った公正・公平な試験運営を進めるとしている。
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