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2026年7月7日
Classroom Adventure、千葉銀行と闇バイト疑似体験ゲーム「レイの失踪」活用した取り組みスタート
Classroom Adventureは6日、千葉銀行と協力し、若者を闇バイトや金融トラブルから守るための新たな取り組みを開始すると発表した。
7月から順次、千葉県内の中学校・高校・大学・専門学校などの教育機関を対象に、闇バイト疑似体験ゲーム「レイの失踪」を活用した出前授業を提供する。金融機関が同社と提携し、本教材を活用した授業を継続的に実施する取り組みは、初めてだという。
若者がSNSなどを通じて気軽に特殊詐欺や強盗といった凶悪犯罪に加担してしまう「闇バイト」が、深刻な社会問題となっている。警察庁の統計によれば、闇バイト関連の逮捕者の多くを10代・20代の若者が占めており、中には中学生が含まれるケースも報告されているという。
この問題の根深さは、加害者自身も「高額報酬」「簡単な仕事」といった甘い言葉に「騙されて」加担してしまう点にある。調査によれば、高校生の約8割がネット上の危険な求人情報を正しく判断できないとされており、手口が巧妙化する中で、若者がリスクを「自分ごと」として捉え、回避する能力を育む実践的な教育が求められている。
このような課題に対し、より実践的に対応する力を育むことを目的に、千葉銀行が実施しているキャリア・金融教育の出前授業の一環として本取り組みが実現した。
出前授業は「『レイの失踪』から学ぶ!未来を変えるお金のチカラ」と題し、千葉県内の教育機関で順次実施される。最大の特徴は、独自にカスタマイズされた「レイの失踪」を用いて、千葉銀行のスタッフが自ら講師として登壇する点。金融機関が現場で直接若者たちと向き合い、金融のプロフェッショナルとしての知見を交えながら授業を行う形は、新たなモデルケースとなる。
「レイの失踪」は、若者がSNSなどから気軽に犯罪に加担してしまう「闇バイト」をテーマにした、全く新しいネットリテラシープログラム。
失踪した友人「レイ」のSNSを探索しながら、実際に闇バイトに勧誘され、個人情報を奪われ、抜け出せなくなる過程を「追体験」する。リアルに再現されたSNS環境での謎解きを通じて、座学の講習では届けることのできなかった深い気付きと、具体的な回避スキルを育むことを目的としている。
今回の出前授業では、ゲーミフィケーション(学びのプロセスにゲームの要素や仕組みを取り入れ、参加者が主体的に考えながら理解を深める教育手法)の手法を取り入れている。前半で受講者は、SNSを通じて登場人物が闇バイトに巻き込まれていく過程をゲームで疑似体験し、犯罪リスクを自らの問題として捉える。そして後半では、お金の大切さや働くことの意義に加え、怪しい誘いへの適切な対処方法や困った際の相談行動の重要性について理解を深める。既に100以上の教育機関と、各地自治体などと連携して届けてきたが、金融機関との連携は初となる。
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