2026年7月31日
青山学院大学、青山キャンパスに「統計データサイエンス学環」2027年4月開設予定
青山学院大学は29日、青山キャンパスに新設する「統計データサイエンス学環」について、文部科学省への設置届出が受理されたことを受け、2027年4月の開設に向けて準備を進めていると発表した。
「統計データサイエンス学環」は、同学が初めて青山キャンパスに設置する理系の学士課程であり、学部の枠を越えた「学部等連係課程」として設置される。
これにより、2027年4月から、青山学院大学は11の学部に加えて、1つの学環を擁する総合大学となる予定。
現代社会は変化が激しく、予測困難な時代といわれている。その中で、さまざまなデータの背後に隠されている「有用な法則や関連性」を見つけ出すことは、未来を予測し、課題を解決するための鍵となる。そのためには、統計的な思考やビッグデータの分析スキル、AIの活用、多様な応用領域への理解が不可欠である。
「統計データサイエンス学環」は、統計学とデータサイエンスの専門的かつ実践的な教育に加えて、既存の5学部との連係により、数理や情報技術にとどまらない広い学問的視座を得ることができる新しい教育プログラムである。多くのIT企業が集まるBIT VALLEY渋谷・青山を学びの拠点として、現代社会が求める専門性と実践知を培うデータサイエンス教育を展開する。
■概要
【学環名】 統計データサイエンス学環
【設置時期】 2027年4月(開設予定)
【学位】 学士(データサイエンス)
【入学定員】 60名(収容定員240名)
【所属キャンパス】青山キャンパス(東京都渋谷区)
■アドミッション・ポリシー
【知能・技能】
専門分野を学ぶ上で必要な外国語、数学、理科などについて内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有し、特に数学についての基礎学力を有している。
【思考力・判断力・表現力】
高等学校卒業相当のレベルで、所与の課題に対して多面的かつ論理的に考察することができ、自分の認識や疑問を、他者にわかりやすく表現して伝えることができる。
【意欲・関心・態度】
数理・データサイエンス・AIといった専門分野に興味があり、身につけた専門知識や専門スキルを活用して社会に貢献しようとする意欲がある。
■養成する人物像
「データ分析を通して社会に貢献するリーダーを養成」
データサイエンスに関わる知識と技術を習得するとともに、課題解決に必要なデータの品質と量を見極め、必要に応じて独力で調査の企画と実施ができる「データサイエンティストに相応しい行動力」を育成する。あらゆるデバイスから集められたビッグデータを分析し、そこから得た洞察や知見による課題解決を通して、社会への貢献を目指すサーバント・リーダーを養成する。
■学びの特徴
「学環」は、これまでの学部の枠を越え、さまざまな学問を環状につなぎ、分野を横断した教育・研究を行う新しいスタイルである。統計データサイエンス学環では、社会課題の解決に貢献できる実践的な力を磨くため、教育人間科学部、経済学部、法学部、経営学部、理工学部の5学部と連係しながら、データサイエンスについての高度専門教育を軸に、以下のような学環ならではの先進的な学びを展開する。
1)基礎から実践まで段階的に学べるカリキュラム
合理的な意思決定を支える上で、統計データに基づく根拠の提示は欠かせず、データ分析の基盤となる統計学を基礎から体系的に学ぶとともに、PBL型科目(プロジェクト型学習)や、実務家データサイエンティストによる実例をもとにしたケーススタディなどを通して、専門知識・技能を実際の課題に活用する力を養成する。
2)少人数制による対話型・実践型の学び
1学年60名の少人数制で、実践的な演習やPBL型授業を重視する。また、4年次の卒業研究に向けて1年次からゼミ形式の指導を行うなど、少人数ならではの濃密な学びを展開する。
3)5学部と連係した横断的な教育を展開
学環としての特徴を生かし、「ビッグデータを活用したビジネス」や「AIと法」など、既存5学部の学問領域を横断的に学べる教育プログラムを展開する。これにより、データサイエンスの幅広い応用領域で求められる多様な知識や技能、思考力を身につける。
4)統計データサイエンス研究教育センター(予定)で社会とつながる
5つの連係協力学部の研究実績と、産官学で行う共同研究等の機会を通じて、データサイエンスの実践的な教育と、人と社会の要請に応える基礎・応用研究を進める。共同研究でデータサイエンスの現場を体験しつつ、理論的理解を深める。
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