2026年8月19日
親が決めた防犯グッズの約7割が使われない =マイベスト調べ=
商品比較サービス「マイベスト」を運営するマイベストは17日、防犯グッズを持つ小学生とその保護者700組を対象に「子どもの見守り実態調査」を実施、その結果を発表した。
調査の結果、親が選んだ防犯グッズは約7割が日常的に使われていない一方、子ども自身が「すごく欲しかった」と答えたグッズは約8割が毎日使用されていることが分かった。

今使っている防犯グッズを「買う前どれくらい欲しかったか」と、実際の使用状況を照らし合わせると、明確な差が表れた。「すごくほしかった」と答えた子どもは81.2%が「毎日つけている」と回答し、「入れっぱなし・未使用」はわずか11.1%。一方、「ほしくなかった(おうちの人が決めた)」と答えた子どもは、「毎日つけている」は23.8%にとどまり、66.2%が「ランドセルやカバンに入れっぱなし」または「家に置いて使っていない」と回答した。さらに、防犯グッズを「つけたくない理由は特にない」と答えた子どもでも、43.7%が「入れっぱなし・未使用」だった。「嫌がっていない=使っている」わけではなく、子ども自身が納得して選んだかどうかが、日常的に使い続けるかを大きく左右していた。

こうした「納得の低さ」の背景には、選ぶ段階で子どもの視点が入りにくい構造がある。防犯グッズを「親だけで選んだ」と回答した人は48.0%で、「子どもの意見も聞いた」は18.6%のみ。親が最も重視した選択軸は「安全・防犯機能」が52.0%と圧倒的で、「子どもが気に入るか」をあげた親はわずか2.4%だった。安全のために良かれと選んだ結果が、子どもにとっては自分ごとになりにくい実態がうかがえる。

全体でも41.4%の子どもが防犯グッズを「ランドセルに入れっぱなし/家に置いて使っていない」と回答した。
一方、親が「ほとんど使っていない」と気づいているのはわずか26.6%。多くの家庭で買ったのに使われていない、いわば「隠れ未使用」が起きており、いざというときに防犯グッズが子どものそばにないおそれがある。
今回の調査が示すのは、防犯グッズを「配る・持たせる」だけでは、いざというときに使われず安全につながらないという実態。防犯グッズを本当に機能させるには、選ぶ段階から子どもの意思を尊重し、「自分が持ちたい」と思えるものを親子で話し合って決めることが欠かせない。とくに、買う人(親)と使う人(子ども)が異なる子どもの見守りグッズでは、客観的な検証情報と子ども自身の視点の両方が、納得のいく選択を後押しする。
■調査概要
・調査対象:現在防犯グッズを持たせている小学生とその親700組
・調査方法:インターネットによるアンケート調査(マイベスト調べ)
・調査期間:本調査 2026年7月30日〜31日
*調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
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