2026年9月9日
子育てと読書のWebメディア「コクリコ」、子どもの「行きしぶり」に関する調査実施
講談社は7日、同社が運営する子育てと読書のWebメディア「コクリコ[cocreco]」が、小学生以上の子どもを持つ保護者を対象に実施した、子どもの「行きしぶり」に関するアンケート調査の結果を公開した。
それによると、「お子さんはこれまでに一度でも、行きしぶりをしたことがありますか」と尋ねたところ、79.7%の保護者が「ある」と回答した。今回のアンケートでは、約8割の保護者が、子どもが学校へ行くのを嫌がったり、登校をためらったりする「行きしぶり」を経験したことがあると回答している。
行きしぶりがあった子どもの理由を尋ねたところ、最多は「友人関係のトラブル」だった。続いて、「明確な理由はない」「体調不良(腹痛・頭痛・起立性調節障害など)」「保護者や家族と離れることへの不安」が上位に入った。
一方で、子ども自身が理由をうまく言葉にできず、保護者も当時はその背景を把握できなかったという声も寄せられている。中には、しばらくたってから、子どもが登校を嫌がっていた理由を知ったという家庭もあった。
「お子さんが行きしぶった際、保護者としてどのような対応を取りましたか」と複数回答で尋ねたところ、最多は「学校に行くよう促した」だった。続いて、「学校を休ませた」「学校に相談した」「一緒に登校し、付き添った」が上位に入った。一方、「スクールカウンセラーなど専門職に相談した」と回答した保護者は、ほかの対応と比べて少ない結果となっている。
自由回答では、「休ませるべきか、頑張らせて行かせるべきか迷う」「付き添って登校する」「半日で迎えに行く」「給食の時間から参加する」「教室とは別の場所で過ごす」など、その時々の子どもの様子に合わせて対応を模索する家庭の声が寄せられた。
また、子どもが成長し、現在は楽しく通学できるようになっていても、「あのときの対応でよかったのか」と振り返る保護者の声もあった。
行きしぶりがあった子どもの現在の登校状況を尋ねたところ、「毎日登校している」「ほぼ毎日登校している」を合わせて93.6%となった。一方、「ほとんど登校できていない」と回答した家庭も4.8%あった。ただし、現在は登校できていても、学校への不安や抵抗がなくなったとは限らない。
記事では、学校に相談して環境を調整したことで再び登校できるようになったケースや、教室以外の場所を利用しながら学校とのつながりを保ったケースを紹介。さらに、「行くか、休むか」を毎朝判断することからいったん離れたことで、親子ともに気持ちが回復していったという体験談などを紹介している。
また、現在も登校が難しい状況にある家庭からは、事情を知らない周囲からの言葉に傷ついた経験や、行きしぶりや不登校への理解が広がってほしいという声も寄せられた。
登校状況だけでは見えない、子どもの苦しさや保護者の迷い、家庭ごとに異なる対応とは? 詳しいアンケート結果と体験談は、コクリコの記事で紹介している。
「『学校に行きたくない』約8割の保護者が経験 子どもの【行きしぶり】その理由と対応」の記事詳細
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