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2026年9月25日

無償の「メタバース芸大REST」、「QS Reimagine Education Awards 2026」でショートリスト選出

ワオンプロジェクトが運営する無償の学びの場「メタバース芸大REST」は23日、国際的な教育イノベーション賞「QS Reimagine Education Awards 2026」のImmersive Experiential Learning部門においてショートリストに選出されたと発表した。


QS Reimagine Education Awardsは、世界大学ランキングなどを手がけるQSが主催する教育イノベーションの国際アワード。教育・EdTech分野における新たな学びの仕組みや実践を世界各国から評価している。2026年のReimagine Education Awards & Conferenceは、12月6日から8日まで英国ロンドンで開催される予定。

今回、メタバース芸大RESTは「Immersive Experiential Learning」の分野でショートリストに選ばれた。

メタバース芸大RESTは、2024年4月に開校した、学費・入試・学位・物理的なキャンパスを持たない無償のリベラルアーツ学習コミュニティ。

参加者はスマートフォン、PC、VR機器などからアバターとして参加し、哲学、文学、美術、音楽史などの講義や対話型の学びに参加する。

メタバース芸大RESが目指しているのは、既存の大学をメタバース上に再現することではない。

「人が集まり、ともに考え、学ぶ」という大学の本質的な機能を取り出し、年齢、居住地、学歴、経済状況などに左右されにくい、新しい公共的な学びの場として再構成すること。

2024年度には1回あたり平均約50名が参加し、継続的な学習コミュニティとして運営してきた。

RESTでは独自の巨大なシステムを開発するのではなく、既存のソーシャルVR/メタバースプラットフォームやデジタルツールを組み合わせている。

すべてを自前で所有するのではなく、すでに社会に存在する技術や人材、場所をつなぐことで、低コストで継続可能な教育環境をつくることもプロジェクトの特徴。

また現在は、大阪・中津で運営する「AIアートギャラリーREST」とも接続し、メタバース上での「学び」から、AIを活用した「表現」、さらに現実空間での「展示」へとつながる実践を進めている。

メタバース芸大RESTは、ICT夢コンテスト2025で優良賞を受賞した。さらに2026年には、INAI International AI Awardsの「Best AI Education」でGold Winnerを受賞するなど、海外でも評価が始まっている。

今回のQS Reimagine Education Awards 2026でのショートリスト選出を、単なる受賞実績ではなく、「小さく、無償で、誰もが参加できる学びの場」が国境を越えて評価される可能性を示すものとして受け止めているという。

代表の田中冬一郎氏は次のようにコメントしている。

「RESTは、大きな組織や特別な設備がなくても、人が集まり、ともに学ぶ場所はつくれるのではないか、という問いから始まりました。すべてを自前で持つのではなく、既にある技術や人、文化をつなぐことで、無償の学びを継続しています。今回、海外の教育イノベーションの場で評価いただけたことを、とてもうれしく思っています。」今後も、メタバースとAIを目的そのものとするのではなく、誰もが学び、表現し、他者とつながるための道具として活用しながら、新しい教育と文化参加のあり方を模索していきます。

関連URL

「メタバース芸大REST」

ワオンプロジェクト

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