2026年9月29日
アタム、「子どものAI使用における親の不安に関する意識調査」実施
オンラインイラスト教室を運営するアタムは28日、小中学生がいる保護者500人を対象に「子どものAI使用における親の不安に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化して発表した。
AIが一般的になり、大人だけではなく子どもたちもAIを使い始めている。AIにわからないことを質問すれば、すぐに回答してくれるため、上手に活用すれば勉強の進め方などがスムーズになると期待されている。
一方で、子どもがAIに頼りすぎることに不安を感じている保護者も多い。
今回、オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミーは、小中学生の子どもがいる500人に「子どものAI使用における親の不安」に関するアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめた。

子どもがAIに頼りすぎだと感じることが「よくある(15.4%)」「たまにある(39.8%)」と回答した親は、合わせて55.2%だった。
半数以上の親が、「子どもがAIに頼りすぎている」と感じており、理由としては「宿題でAIを使いすぎている」「親よりもAIを信用している」などが挙げられている。勉強面だけではなく、対人関係についても「AIに頼りすぎでは」と感じた人がいた。

子どもがAIに頼りすぎることへの不安1位は「思考力が低下する(68.4%)」だった。2位「AIの回答を鵜呑みにする(8.4%)」、3位「自分で調べる力がつかない(6.4%)」が続く。
思考力の低下を心配する人が圧倒的に多くなっている。「AIの回答を鵜呑みにする」「自分で調べる力がつかない」も含めて、「自分の力で調べて確認しながら考える経験が少なくなること」が危惧されている。

子どもがAIに頼りすぎないための対策を聞いたところ、「AI以外で調べさせる(27.0%)」が1位になった。2位「まず自分で考えさせる(19.6%)」、3位「AIの利用を制限する(19.4%)」と答えた人もそれぞれ2割近くいる。
全体としては、使う機会を減らすという回答が多くなっている。「AI以外で調べさせる」「まず自分で考えさせる」「AIの利用を制限する」など。
また「一緒に調べる」「会話する」「親の姿勢を見せる」など、親子の関わりによってAIに頼りすぎない姿勢を作ろうとしている人も目立った。
まとめ
今回のアンケートでは、半数以上の人が「子どもがAIに頼りすぎているようで不安だ」と答えていた。親から見て、「小中学生が生活や勉強にAIを取り入れすぎている」と感じられる状況になっているとわかる。
子どもがAIに頼りすぎることによって、親世代には「思考力の低下」や「コミュニケーション能力の低下」などの心配が生まれていた。わからない問題について、自分でヒントを探しながら考えることや、友達とのコミュニケーションの機会を、AIが奪ってしまいかねないからだ。
そのため「まず自分で考えさせたり、調べさせたりする」といった工夫をしようと考えている人も多くいた。
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