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2026年11月2日

次世代教育ネットワーキング機構、中高生の国際的な探究大会「Global Link Singapore 2026」実施報告

次世代教育ネットワーキング機構は10月29日、「Global Link Singapore 2026」の実施報告を公開した。

南洋理工大学に集った参加者

同機構が主催する中高生の国際的な探究発表大会「Global Link Singapore 2026」は、8月1日から3日まで、シンガポールの南洋理工大学にて開催された。

開催から約3カ月が経過した今、受賞生徒への表彰状の贈呈とインタビューを実施した。

「Global Link Singapore」は、アジア太平洋地域を中心とする世界の中高生が、自ら取り組んだ課題研究・探究学習の成果を英語で発表し、同世代や研究者と交流する国際大会。10回目となる2026年大会には、日本を含む世界12の国・地域から、72校、145チーム、430名が参加した。このうち日本からは、過去最多となる38校、101チーム、245名の中高生が参加した。

参加生徒は、基礎科学、応用科学、人文社会科学の3分野で、多様なテーマの研究成果を英語で発表した。専門家による審査や助言に加え、各国・地域の生徒との交流、ネットワーキングディナー、南洋理工大学等を訪問するスタディツアーも行われた。

参加者アンケートでは、大会全体の満足度が90.5%、他者への推奨意向が80.95%となった。生徒からは、「国や年齢の違いを超えて交流できた」「自分の研究を海外の人に伝える経験ができた」「日本では得られない学びがあり、一生の思い出になった」といった声が寄せられているという。

ブース発表部門の基礎科学分野では、奈良女子大学附属中等教育学校6年生の生徒が、魚の網膜神経節細胞の分析を通じて視野を再構成する研究「Image Reconstruction of the Visual Field Through Retinal Ganglion Cell Analysis in Fish」を発表し、最高賞である Grand Award を受賞した。

同研究は、同大会の連携大会である第11回高校生国際シンポジウム(2026年2月)でグランプリ・文部科学大臣賞を、令和8年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会(2026年8月)で文部科学大臣
表彰を受賞している。

ブース発表部門の人文社会科学分野では、福岡県立久留米高等学校2 年生の生徒が、社会的な期待やプレッシャーを若者の成長につなげる方法について研究した「Research on a Translation Approach to Transform Social Pressure into Youth Growth: Redesigning High Expectations Based on Self-Determination Theory」を発表し、Gold Award を受賞した。

この生徒は、放送部での番組制作やインタビュー活動を通じて、人の考えや価値観を聞き、自分の考えを発信する力を培ってきた。学校での探究活動では、久留米市における男女格差についてアンケート調査を行うなど、身近な社会課題に向き合ってきた。

今回の研究テーマの背景には、自らが高校受験の際に、周囲からの期待やプレッシャーに悩んだ経験がある。その経験から、若者が抱える社会的プレッシャーやメンタルヘルスの問題に関心を持ち、研究に取り組みんだという。

次回の「Global Link Singapore 2027」は、2027年7月24日から26日までの3日間で開催することが決定した。エントリー開始は12月中旬を予定しており、会場、募集要項、参加方法等の詳細は、今後順次公表する。

「Global Link Singapore」

関連URL

「Global Link」

次世代教育ネットワーキング機構

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