2024年12月9日
paiza、「ITエンジニア大解剖2024」を発表
paizaは5日、累計会員数が81.3(パイザ)万人を12月に突破したことを機に、paiza会員に実施した調査結果を「ITエンジニア大解剖2024」として発表した。
「勤務・就業環境編」「ライフ編」「キャリア編」「生成AI編」の4カテゴリで調査を行った。
それによると、「勤務・就業環境編」では、フレックスタイム制で働くITエンジニアは4割未満。柔軟な働き方が求められている一方で、業務的にフレックスを取り入れやすいITエンジニア職でもこの結果となった。
服装ルールに縛られているのは約3割。過半数以上が自由な服装で業務を行っている結果となった。
業務端末OSはWindowsが圧倒的1位。MacはUnix系OSであり、Webサーバーやデータベースなどの基本的な開発環境があるためWeb開発にはMacの方が良いとされているが、Windowsが2位のMacに3倍以上の差をつける結果となった。
「ライフ編」では、ワークライフバランスについて「ライフ重視」が7割超。年収500万円以上でも将来に対する不安があると回答した人は7割超となった。
「キャリア編」では、理系のイメージが強いITエンジニアだが、文系出身者も35%を超える結果に。また、ITエンジニアのうち、社会人になってからプログラミングを学び始めた人は4割を超えていた。ITエンジニアを「続けたくない」と思っている人はわずか5.7%だった。
「生成AI編」では、生成AIの利活用に一番近いポジションであると想定されるITエンジニアであっても生成AIの導入は半数にとどまった。
生成AIを導入しているITエンジニアのうち活用実感がある人は70%。つまり、実際に生成AIを活用しているITエンジニアは全体の4割に満たない結果となり、6割以上の人が活用していないことが明らかとなった。
生成AIが導入されているフェーズランキングは1位が「コーディング・コードレビュー/構築」38.9%、2位が「テスト計画・テスト設計」14.3%、3位が「企画構想」10.6%となった。
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