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2024年10月18日

paiza、ITエンジニア志望学生の「就職活動実態調査(26卒版)」を発表

paizaは16日、ITエンジニア職専門の就職情報サービス「paiza新卒」登録者で2026年度卒業予定のITエンジニア志望学生を対象に実施した「就職活動実態調査(26卒版)」のアンケート結果を発表した。

それによると、本選考に有利になることや早期選考に招待されることを重視する25卒の学生に対し、26卒の学生は、就業型インターンシップへの参加を希望する学生が多くなっている。実務経験を重視する学生が25卒と26卒で比較すると29.5pt差もあり、仕事で必要なスキルの把握は13pt差、仕事の理解や把握は9.8pt差と25卒と26卒でインターンシップに対する志向性の違いがみられる。

どのような職種を希望するかについて、26卒の学生は25卒と比較するとSE・PM職以外のさまざまな専門職を志望する傾向がみられた。また、25卒と26卒を比較するとセキュリティエンジニアの人気が上がってきている結果となっている。昨今の情報漏洩事故の報道を受けてセキュリティエンジニアのニーズが高まっているという認知が学生の間にも広まってきている影響と推測される。

新卒で入社した企業に何年勤続したいかの質問に対しては、「まだわからない・考えていない」の回答が25卒は37.6%、26卒が41.1%と25卒、26卒共に約4割であった一方で、4~6年以内と回答した割合が25卒、26卒共にその次に多い結果となった。定年までと回答した学生は25卒が7.5%、26卒に至っては4.4%という結果でありファーストキャリアで選んだ企業に長く務めたいと思う学生の少なさが目立つ結果となった。

入社後のキャリアステップイメージについては、同じ会社で担当するタスクや職域がかわるイメージを持つ学生が一定数いる一方で、転職や独立をイメージしている学生も25卒は4割程度、26卒は3割程度いることがわかった。こういった学生のうち、次のキャリアステップへの移行時期のイメージを聞いたところ、4~6年以内と回答した人が25卒も26卒も多く、学生のうちからキャリアステップの時期感についてある程度考えている学生が多いことがうかがえる結果となった。

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