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2025年2月28日

PTA、小中生保護者の51.4%が「不要」と回答 =明光ネットワーク調べ=

明光ネットワークジャパンは27日、PTAに加入したことがある小中学生の保護者980人を対象に実施した、「PTAに関する意識調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「PTA役員の活動にどの程度負担を感じているか?」を尋ねたところ、「非常に大きな負担を感じている」が35.2%、「ある程度負担を感じている」が53.1%で、合わせて約9割(88.3%)の保護者が、PTA役員の活動に「負担を感じている」ことが分かった。

「PTA役員になったことがあるか?」との質問には、49.0%が「役員になったことがある」、51.0%が「役員になったことがない」と回答。約半数の保護者が、PTA役員を務めた経験があった。

「PTA役員を務めて良かったと感じたか」を聞いたところ、46.3%が「良かった」(良かった12.3%、どちらかというと良かった34.0%)と回答。約半数の保護者が、PTA役員の経験を前向きに捉えていた。

PTA役員を経験して「良かったと思う要因」を尋ねたところ、最も多かったのは「保護者間のネットワークが広がった」43.2%で、以下、「学校運営への理解が深まった」40.5%、「子どもの成長を間近で感じられた」35.1%などが続いた。

また、「PTAの必要性」について尋ねたところ、34.7%が「必要だと思う」(必要だと思う7.9%、どちらかというと必要だと思う26.8%)と回答。一方、51.4%が「不必要だと思う」(不必要だと思う29.6%、どちらかというと不必要だと思う21.8%)と回答し、PTAに加入したことがある保護者の半数以上が、PTAを「不要」と考えていた。

PTA役員経験の有無による「PTAの必要性に対する意識の違い」を比較したところ、役員経験者の43.7%が「必要だと思う」(必要だと思う12.5%、どちらかというと必要だと思う31.2%)と回答。一方、役員未経験者では26.0%が「必要だと思う」(必要だと思う3.4%、どちらかというと必要だと思う22.6%)にとどまった。PTA役員を経験した保護者の方が、PTAを「必要」と考える傾向が強いことが分かった。

PTAが「必要」だと回答した保護者340人に、その理由を聞いたところ、最も多かったのは「学校行事のサポート」43.2%で、以下、「学校と家庭の連携強化」33.2%、「子どもの健全な成長を見守る体制づくり」32.1%、「学校と地域をつなぐ橋渡し役」32.1%などが続いた。

この調査は、PTAに加入したことがある小学4年~中学3年生の保護者を対象に、2月10日~12日にかけてインターネットで実施した。有効回答数は980人。

調査結果の詳細

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明光ネットワークジャパン

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