2026年2月9日
DOU、愛知大学の授業において授業内の学習データと連携した「AI講師」を試験導入
DOUは6日、愛知大学経済学部の三川克俊教授の「Advanced Reading」の授業において、授業内の学習データと連動した「AI講師」を試験導入したと発表した。
日本の大学における語学教育では、英文記事の読解や聴解といったインプットが中心となりがちで、学生が授業で新しい単語や表現を学んでも、それを実際に使って話すアウトプットの機会を、限られた授業時間内に全員に十分提供することは共通の課題となっている。三川教授のクラスでは、この課題を解消し、英字誌で得た知識を実際に英語で話して定着させるという学習サイクルを実現するため、DOUのAI講師を導入した。
この取り組みの核心は、学生が授業中に直面した「個別の学習履歴」をデータ化し、AIの指導に反映させたこと。AI講師はChatGPTをベースとした大規模言語モデルに、DUO独自の学習ログデータベース「キャリアパスポート」を統合。これにより、汎用的な英会話ではなく、授業の延長線上にある「自分事化されたスピーキング練習」が可能となった。
約3カ月の検証の結果、「授業でのインプット」を「AIとのアウトプット」に直結させる学習モデルが、学生の語彙定着と発話への自信向上に寄与することが確認されたことで、次年度から同授業の副教材としての本格導入が決定した。本格導入以降は、AI講師が持つ「スキル定点観測機能」を活用し、語彙力や発話量の変化といった定量的な成果検証を進めていく。
同社では、今回の取り組みで紹介したAI講師についてのウェビナーを開催する。ウェビナーではChatGPTを活用した語学教育の事例に加え、教育の質を最大化するための方法や学生の活用シーンを交えながら、実際の活用・運用方法を体感できる機会を用意している。大学・短大・専門学校・高校の語学センター、語学教員、塾・英会話スクール講師限定で、2月27日(金)13:00~14:00に開催する。参加は無料。
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