2026年1月16日
未来の先生フォーラム、EduDXレポート第9回「AI時代の学校教育の形」を公開
未来の先生フォーラム運営事務局は、EduDXレポート連載「DX時代の学校教育-変わる社会・学校・学びを概観する-」の第9回「AI時代の学校教育の形」を公開した。
連載は全12回構成で、デジタル技術の進展によって変容する社会と学校教育の関係を整理し、これからの学びの在り方を展望するものだ。
第9回では、「AIに『教える』役割を任せたとき、教師には何が残るのか」という問いを起点に、生成AI時代の学校教育の本質に迫っている。記事では、MITメディアラボのミッチェル・レズニック教授が示す懸念を紹介。AIが個別最適化された指導を効率的に提供する一方で、子供たちの試行錯誤や主体性を奪い、「指導型」に偏った学びを助長する可能性がある点を問題提起している。
そのうえで本記事は、教育における新たな役割分担として、「教える(AI)」と「育てる(人間)」の再定義を試みる。知識伝達や反復練習といった領域ではAIの活用が有効である一方、学びへの動機づけや失敗を受け止める関わり、他者との協働を支える力は人間の教師にこそ求められると指摘する。
特に、近年注目されるSEL(社会情緒的学習)や共感に基づく関係性の重要性を踏まえ、教師は「正解を教える存在」から、「学びのプロセスを支え、意味づける存在」へと役割を転換していく必要があると論じている。AIを単なる代替手段ではなく、子供たちの創造性や探究を広げる「創造的パートナー」として位置づける視点が強調された。
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