2026年3月18日
オンライン・オルタナティブスクール「aini school」、不登校の子どもが社会復帰へ向かうプロセス発表
ガイアックスは16日、同社が運営するオンライン・オルタナティブスクール「aini school(アイニースクール)小・中等部」が、在籍中の保護者アンケートと退会者データ(計215名分)を分析し、不登校の子どもが「心の安心」を土台として社会復帰へと向かうプロセスを実証データと共に発表した。
在籍中の保護者アンケートによると、入学後6カ月以内に約78%が「心の安心・安定」を実感、「人とのつながり」は80%、「学びや活動への前向きさ」は75%と、内面的な変化が比較的早期に現れていることが分かった。
一方、入学後1~3カ月時点で外出や登校などの変化が見られた家庭は36%だったが、約10カ月頃までには68%の家庭で、登校再開や外出増加、地域のフリースクール参加などの行動面の変化が確認された。これは、「行動の変化」が突然起きるのではなく、「安心」「つながり」「前向きさ」といった内面的な土台が整った後に、段階的に広がる傾向を示している。
文部科学省の2024年度調査では、年間90日以上(約4~5カ月)欠席している児童生徒は54.2%と半数を超えている。1年以上継続しているケースも一定数あり、不登校は長期化する傾向が見られる。
不登校は初期の関わり方によって、その後の経過に影響が及ぶ可能性も指摘されている。その中で、6カ月以内に約8割が内面的変化を実感している今回の結果は、不登校支援における「安心の土台づくり」の重要性を示唆するもの。
退会者(体験以外/3カ月以上在籍)のうち、約65%(およそ3人に2人)が学校や地域のフリースクールなどへの移行を理由に退会していた。内面の安定を経た後に子ども自身が「次の場を選ぶ」ケースが多く見られている。
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