2014年5月21日
NTTナレッジ・スクウェアほか/MOOCサイト「gacco」の会員数が5万人を突破
NTTナレッジ・スクウェア(ナレッジ・スクウェア)とNTTドコモ(ドコモ)は20日、共同で推進する、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の、日本初の大規模公開オンライン講座提供サイト「gacco(ガッコ)」の会員数が4月26日に5万人を突破し、東京大学の本郷和人教授「日本中世の自由と平等」講座の受講者数が2万人になったと発表した。
「gacco」は、大学教授陣による本格的な講義を、誰でもオンラインで無料受講できるサイトとして、2014年2月3日に開設した。これまでに、2講座(東京大学 本郷和人教授、慶應義塾大学 村井純教授)が開講され、現時点で受講生を募集している講座は4講座(慶應義塾大学 村井 純教授、早稲田大学 栗崎周平准教授、北海道大学 重田勝介准教授、グロービス経営大学院 荒木博行教授等)となっている。
「gacco」における第1弾講座として4月14日に開講した東京大学 本郷和人教授の講座には、2万人が受講登録した。米国を中心に英語で提供される「グローバルMOOC」である edX が開設初年度に獲得した1講座あたりの平均受講者数が5.3万人であることと比較しても、日本を中心とした「地域MOOC」である「gacco」の講座が、当初の目標(1講座あたり5,000人程度の受講者獲得)を大きく上回る2万人の受講者を獲得できたことは重要な意味があるという。
また、同講座では、世界初の試みとして、オンラインで学習した内容をもとに対面で発展的な講義を行う「反転学習コース」が提供された。同コースでは、東京大学において対面授業が4月26日及び5月10日に開催され、13歳から81歳までの約90名が全国から参加した。対面授業では、オンラインでの予習を前提とした高度なディスカッションが行われ、世代の異なる参加者同士が積極的に意見交換するなど、参加者はMOOCを活用した新しい学びを体験した。
「gacco」を提供するドコモとナレッジ・スクウェアでは、今後もJMOOCと連携し、MOOCの普及・推進に取り組んでいく。
関連URL
最新ニュース
- CFC、「能登半島地震で被災した子どもの学び実態調査」の結果を発表(2024年11月22日)
- 親が選ぶ子どもに通わせたいプログラミング教育の条件とは? =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年11月22日)
- ザクティ、長野県池田工業高校の遠隔臨場体験でウェアラブルカメラが活躍(2024年11月22日)
- 北九州市立大学、高校生向けテクノロジ・イノベーション教育事業「GEEKKイニシアチブ」を開始(2024年11月22日)
- ICT CONNECT21、水曜サロン 安藤昇氏「生成AIで変わる教育の未来」12月4日開催(2024年11月22日)
- 朝日出版社、デジタル・文法指導セミナー「CNN Workbook Seminar 2024」大阪・福岡で開催(2024年11月22日)
- 「未来の学習コンテンツEXPO 2024(冬期)」12月25日開催 企業の協賛案内を開始(2024年11月22日)
- キャスタリア、「ケニアの教育とICTの未来を考える特別セミナー」を開催(2024年11月22日)
- Mulabo!、小学5・6年生対象「親子でプログラミングを体験しよう!」12月横浜で開催(2024年11月22日)
- 教育プラットフォーム「Classi」、「学習トレーニング」機能内に動画を搭載(2024年11月22日)