2023年12月28日
iTeachers TV Vol.392 八王子市立上柚木中学校 中澤幸彦 先生(前編)
iTeachersとiTeachers Academyは27日、iTeachers TV Vol.392 八王子市立上柚木中学校 中澤幸彦 先生による「AIで個別最適化 〜特別支援教室でのICT活用〜前編」を公開した。
特別支援教室(通級)は、生徒が週に1~2時間通常の授業を抜けて、個別に必要な支援を受けるための教室。ここでは、学習の補填ではなく、生徒の苦手分野のトレーニングやカウンセリングを行う。この教室の目的は、生徒が持つ特性をトレーニングを通じて克服すること。そして、そもそもコンプレックスに感じる必要がない点を理解させることにある。今回のプレゼンテーションでは、生成AIを活用して生徒のコンプレックスを和らげる新しい取り組みを紹介する。具体的には、「国語嫌いの小説家」というテーマで、生成AIを用いた実践例を前編で取り上げる。
中澤先生は、保健体育科として14年勤務し、生活主任や研究主任を経て2023年から特別支援巡回教員に挑戦。初任時からICTは駆使しており、コロナ禍からはGoogleサービス等をフル活用した中学校で珍しい年間通した自由進度型で学びを構築。さらに、2023年はAIとの教育対談本を出版するなど精力的に活躍するなどテクノロジーとともに学びを再現してきた。
後半の「教育ICTなんでも3ミニッツ」。今回は、千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一 先生による「校務で使えるAdobeの生成AI」。
片岡先生は、少年時代からPC6001やX1に触れ、PC98、DOS/Vを経て、大学の技術支援担当時からHP200LX、Palm、Windows CE等の携帯端末の教育環境への導入を模索。iPadを発売日の翌週から授業に導入し、現在では、iPadとCloud環境を効果的に活用する校内システムを研究。専門は経営工学。AFP(日本FP協会認定)。
□ AIで個別最適化 〜特別支援教室でのICT活用〜前編
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)