2013年9月2日
デジタルハリウッド/岩手・石川・東京をつなぎ100人のこども一緒にお絵かき
デジタルハリウッド大学は8月30日、岩手・石川・東京の三カ所をつなぎ、タブレット端末を使った美術教育ワークショップ「未来を咲かせるプロジェクト」を開催した。
デジタルハリウッドは、東日本大震災で被害を受けた岩手県大船渡市立綾里(りょうり)小学校への訪問を契機に交流を行うようになり、2012年には、エヌ・ティ・ティドコモの主催事業「ドコモ未来ミュージアム」の協力のもと「未来を咲かせるプロジェクト」を発足。デジタルハリウッド大学南雲治嘉教授の呼びかけで、企業・学校を超えた有志のメンバーが集まり開催するもので、今回はその2回目となる。
ワークショップは、3カ所に集まった児童一人ひとりが描いた未来図などの絵を、一つのキャンバスに集めて大きな作品にするというもの。各会場の様子は、USTREAM、ニコニコ生放送、YouTubeLive等を通してライブ配信した。
綾里小学校(岩手)の児童30名、金沢市立中央小学校(石川)の児童40名のほか、デジタルハリウッド大学(東京)には首都圏在住の児童30名が集まり、綾里小学校にいる南雲教授のかけ声に、3カ所の児童らが元気よく唱和してワークショップはスタートした。
初めの課題は、「顔と手とプレゼントを描く」。児童たちは、NTTドコモのタブレット端末を使い次々と絵を描いていく。それらの模様を、東京会場にいる8bitNews代表の堀潤氏が司会役となって各会場とつないでいく。
線を引いて色を塗るといった基本操作のほか、パレットに用意されたツールを使うなど、難しそうに思える操作をいとも簡単に使いこなす“デジタルネイティブ”な子どももいる。画面には、花やリボン、ロケットなどカラフルなプレゼントが並んだ。
次に「未来の生活・街」の絵を描いた後、3~4人がグループになって写真撮影を行う。撮った写真を切り抜いてコラージュすると、思い思いの作品が出来上った。
最後に、三カ所の約100名の子どもたちの絵を一カ所に集約して、一つの大きな作品に仕上げる。虹を中心にして、未来の街やプレゼント、みんなの笑顔が並んだ共同作品がモニターに映し出されると、各会場から歓声が上がった。
南雲教授は、タブレットを活用したワークショップの成果について「一緒に力を合わせて一つの作品を作り上げることができてよかった」と語った。
ワークショップで描かれたデジタル絵画作品は、NTTドコモ主催の創作絵画コンクールである第11回「ドコモ未来ミュージアム」の応募作品となる予定。
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