2013年9月4日
総務省/青少年はスマホ利用者の方がPC利用者よりネットリテラシーが低い
総務省は3日、青少年のインターネット・リテラシーに関する実態調査を実施し、結果概要を「2013年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」として公表した。
全体のテストの正答率は69%と、昨年度の67%より2ポイント上昇した。
最もよく利用するインターネット接続機器別では、PCをよく利用する青少年の正答率が73%と最も高いことが分かった。一方、スマートフォンをよく利用する青少年の正答率は68%と相対的に低く、そのうちスマートフォンのみを保有している青少年の正答率は64%とさらに低下。
インターネット上のリスクについて学習意欲がある青少年の正答率は71%で、学習意欲がない青少年の64%より正答率が相対的に高い。また、インターネット上のリスクについて学習経験がある青少年の正答率は70%で、学習経験がない青少年の64%より正答率が相対的に高かった。
家庭でインターネット上のリスクについて話し合いをしている青少年の正答率は72%で、話し合いをしていない青少年の68%より正答率が相対的に高い。
総務省では2011年度に、青少年のインターネット・リテラシーを可視化するテストを開発。
2013年度は、全国の高等学校1年生相当(約3500名)を対象に行った。
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