2013年12月4日
文科省/ネットを1日31~60分利用する生徒の得点高い PISA調査
文部科学省は3日、15歳児の国際的な学習到達度を調べる「OECD生徒の学習到達度調査(PISA)」の2012年の実施結果を発表した。
OECDは、義務教育を終えた15歳児の読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野について、PISAで3年ごとに調査している。
2012年は、数学的リテラシーを中心分野に調査。65か国・地域から約51万人が参加し、日本からは全国の高校、高専191校から、約6400人が参加した。
日本は、数学的リテラシーが536点で7位、読解力が538点で4位、科学的リテラシーが547点で4位と、ここ3回の調査の中で、3分野すべての順位と平均得点が最も高くなった。
また、日本の生徒にインターネットの利用状況について質問をしたところ、平日に「1日に31~60分」利用する生徒の平均得点は高く、利用しない、あるいは、1日に6時間より長く利用する生徒の平均得点は低くなることが明らかになった。
関連URL
国立教育政策研究所 OECD生徒の学習到達度調査(PISA)
問い合わせ先
文部科学省 初等中等教育局参事官付学力調査室
電 話:03-5253-4111
最新ニュース
- 学校~保護者間の連絡、デジタル化は「教員」41%、「保護者」46%=LINEヤフー調べ=(2025年2月18日)
- プログラミングスクール受講者、93.6%が「オンライン授業だけで学習」=GMOメディア調べ=(2025年2月18日)
- 年収の高い企業は「志望度が上がる」と回答した20代が約9割 =学情調べ=(2025年2月18日)
- 73.2%の学生がインターンシップ・仕事体験と、学業・定期試験の両立で苦労=マイナビ調べ=(2025年2月18日)
- 横浜市、教員採用試験にSPI3導入した【春チャレンジ選考試験】実施(2025年2月18日)
- エン・ジャパン、茨城県の「教員」採用プロジェクトを開始(2025年2月18日)
- 埼玉工業大学、自動運転サービス社会実装に向け「自動運転専攻 ティアフォー連携室」新設(2025年2月18日)
- ⽇本⼯学院⼋王⼦専⾨学校内に「オートデスクイノベーションセンター」を共同開設(2025年2月18日)
- TENHO、北海道函館工業高校に「AI共創型探究学習プログラム」を提供開始(2025年2月18日)
- 情報オリンピック日本委員会、中高生対象「第24回日本情報オリンピック」成績優秀者を決定(2025年2月18日)