2014年6月26日
政府/反転授業に言及 「世界最先端IT国家創造宣言」を改定
政府は24日、日本が世界最高水準のICT社会を目指すための取り組みをまとめた「世界最先端IT国家創造宣言」を改定した。
「世界最先端IT国家創造宣言」は、ICTや情報資源の利活用により未来を創造する国家ビジョンとして2013年6月13日に策定。今回、政府を中心とした新戦略推進専門調査会のPDCAサイクルの推進管理や、「IT コミュニケーション活用促進戦略会議」からの提言などを取り入れて改定を行った。
その中で、人材育成や教育については、日本が情報資源立国となるために強化が必要だとし、「ITの利便性を享受して生活できる社会の構築と環境の整備」「日本のIT社会をリードし、世界にも通用する T人材の創出」を2本の柱に、各種の目標を定めている。
「ITの利便性を享受して生活できる社会の構築と環境の整備」では、ICT教育の環境整備、遠隔教育やデジタル教科書の推進のほか、教員向けデータベースの構築などを目標に掲げている。また、学校と家庭のシームレスな学習環境を構築し、家庭での事前学習と連携した授業など指導方法の充実を図ると反転授業についても言及している。
「日本のIT社会をリードし、世界にも通用する IT 人材の創出」では、初等・中等教育段階からプログラミングや情報セキュリティなどの教育を推進。産業界と教育現場との連携を強化し、実践的な専門教育プログラムなどに取り組む。
関連URL
最新ニュース
- Polimill、天理市で省庁・自治体向けサポートAI「QommonsAI」の導入サポート研修実施(2025年2月21日)
- コドモン、山形県長井市の児童センター5施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- コドモン、長野県須坂市の公立保育所10施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年2月21日)
- ゲシピ、小学生の保護者限定セミナー「子どもの英語上達は体験が全て」開催(2025年2月21日)
- 小中学生ともに5教科で好きな教科は「社会」、苦手な教科は「算数・数学」=ニフティ調べ=(2025年2月21日)
- 教育格差があると考える人は約7割 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年2月21日)
- 身近に通信制高校に通う人がいる10代は半数以上 =クリスク調べ=(2025年2月21日)
- 総合型選抜で一般入試を上回る成果を実感した学生が7割以上 =ブルーアカデミー調べ=(2025年2月21日)
- 8割の学生が「キャリアは自身で選択したい」と回答 =学情調べ=(2025年2月21日)
- 芝浦工業大学主催「高校化学グランドコンテスト」派遣チームが国際大会で第1位、第3位に入賞(2025年2月21日)