2014年8月1日
文科省/総務省と連携した「先導的な教育体制構築事業」の公募開始
文部科学省は7月31日、総務省と連携し、クラウドなどを活用して異なる学校間や学校と家庭との連携を深め、日本のICT教育をリードする体制の構築を目指す「先導的な教育体制構築事業」を実施すると発表した。同時に実証研究を行う3地域(1地域あたり4校)の公募を開始した。
事業は、総務省の「先導的教育システム実証事業」と連携して実施。総務省が構築するクラウドシステムを活用した環境下で行う。
事業内容は3つ。「地域における教育体制の構築方法」では、異なる学校間や、学校と家庭などの連携を図る。「新たな学びに対応した指導方法の充実および指導力の育成方法」では、指導方法の開発、教員の研修体制の構築などを行う。「デジタル教材の利便性の向上方法」では、地域内の学校が相互に活用できる教材を蓄積・提供。
実証校には、対象学年の児童生徒用のタブレット端末1人1台を整備。また、家庭への持ち帰り学習に使用するため、1教室の児童生徒数分以上のモバイルルーターなどのインターネット接続環境を整備することなども条件として挙げている。
概要
事業名:先導的な教育体制構築事業
企画提案書の提出期限:2014年9月5日(金)18:00必着
審 査:2014年9月中旬
採否通知:2014年9月下旬
契約期間:契約締結日から2015年3月27日まで
詳細
最新ニュース
- 学習者用デジタル教科書を積極的に活用したグループは「成績が高い」=東京書籍ほか共同調査=(2024年3月29日)
- 中学生の平日の勉強時間、平均は1時間半で塾に通っている子どもほど家庭学習の時間も長い=塾選調べ=(2024年3月29日)
- コニカミノルタジャパン、茨城県結城市に学校教育向けソリューション「tomoLinks」導入(2024年3月29日)
- コドモン、兵庫県三田市の公立保育所・こども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年3月29日)
- みんなのコード、「小・中・高等学校における情報教育の体系的な学習を目指したカリキュラムモデル基本方針」発表(2024年3月29日)
- LINEみらい財団、2024年度版「GIGAワークブック」全国の学校向けに無償提供開始(2024年3月29日)
- 「第5回全国高専ディープラーニングコンテスト」の本選開催概要を発表(2024年3月29日)
- 角川ドワンゴ学園、「AI入学式」を4月7日17:00から生配信(2024年3月29日)
- ウェブ解析士協会、「WACA資格」の受講者数・受験者数・合格者数を発表(2024年3月29日)
- イオンファンタジー、ゲーム学習カリキュラムをベネッセのオンラインスクールに提供(2024年3月29日)